シンプルなボタンデザイン

「ECサイト」や「サービスサイト」におけるボタンは企業の利益や集客に直結する重要な要素なので、「何とかしてユーザーにコンバージョンしてほしい」というクライアントの希望に沿えるようなボタンデザインをしたいものです。ここでは、シンプルでも程よく目立ち、ユーザーのアクションを促せるボタン作りのポイントを紹介します。

ボタンもシンプルデザインがトレンド

シンプルデザインがトレンド

ひと昔前は、「購入する」「資料請求する」といったユーザーにアクションを促すボタンは、シャドウをつけて盛り上がらせた「いかにもボタン」なデザインをよく見かけましたが、最近は少なくなりました。デザインとして洗練されていない、アピールしすぎて逆にユーザーを警戒させてしまうなどの理由で淘汰されていったのかもしれません。
今のウェブサイトのボタンはサイトに溶け込んだシンプルなデザインが多く、単に目立たせるだけでなくユーザーが迷わないようにしっかりと誘導できるナビゲーション性が求められています。

あくまでも「ボタン」であることを忘れないで

ボタンであること

シンプルなデザインを追求しているとただのアイコンになってしまう可能性がありますが、あくまでもボタンであることを忘れないようにすることがポイントです。サイトを訪れるユーザーは、サイトでの商品購入や申込を目的としている人、何度も訪れているリピーター、決断はしていないけれど興味があって閲覧している人、偶然訪れただけの人など様々です。

不特定多数の人がサイトを訪問しますが、コンバージョンにつながるボタンには「特定の人のアクションを促しやすくする」という目的が必要です。単純にシンプルでキレイなボタンを作るのではなく、アクションする可能性が高いユーザーが見逃さずに押してくれるようなボタンデザインを意識しましょう。

要素を注ぎ込みすぎないボタンデザインに

要素の詰め込みには注意

「ボタンであることや目的を明確にするデザイン」もとても大切ですが、はっきりさせすぎると逆効果になる場合もあるので注意が必要です。例えば「このボタンを押すと購入されます。よろしいですか?」という文言と「購入する」という文言では、後者の方がクリックしやすい傾向があります。前者のように長い文章だと、「本当に購入していいのだろうか?」と購買意欲が低下してしまう可能性があります。

このように、ややソフトな印象のボタンにしておいた方が、クリック率が上がる場合もあります。どういう文言がクリックにつながりやすいのか、アクセス解析などのデータを取って、戦略に基づいてボタンをデザインすることがオススメです。コンバージョンに直結したボタン要素の強いデザインと、ワンクッション置いたソフトなデザインの両方を上手に使い分け、ユーザビリティの高いボタンを目指しましょう。

アクションのためのシンプルなボタン

アクションのためのボタン

アクションを促すボタンを作成するには、ユーザーが次の画面を予想できるようにデザインにすることが不可欠です。シンプルなデザインで次の画面を想像させるには、広く使用されている記号やアイコン、文字を活用するのがオススメです。
例えば、買い物カート、メール、フェイスブック、ツイッターなどのアイコンは、今やインターネットをする人の共通認識となりつつあるマークです。このようなアイコンを使うことでシンプルなデザインでありながらもアクションを促しやすいボタンとなり、文字を使用したボタンはダイレクトに次のアクションが伝えられるのでオススメです。

おすすめのボタンデザイン

シンプルで程よく目立つボタンをデザインするコツは、「ユーザーの共通認識」を活用することです。「このマークなら、次の画面はこうだろう」というユーザーの予測から外れない、シンプルなデザインでアクションしやすいボタンを作成することで、コンバージョンもアップするかもしれません。今の主流である「シンプルなボタン」のテクニックをぜひマスターしておきましょう。