Tシャツデザインは、99designsのスタッフやデザイナー、そしてお客様にも愛されている、私たちのサイトの中でも特に人気のあるカテゴリです。Tシャツは、ほとんどの人がクローゼットに1枚は持っているもので、もう1枚くらいあってもいいと思える品でしょう。それを着ることで、自分が共感する考え方を支持したり、好きなロックバンドや新規事業を世界にアピールしたりすることができます。Tシャツは、自分をクールに変身させ、表現できる最高のアイテムなのです。
お客様からよく受ける質問に、「一体どうしたら、私の素晴らしいデザインをTシャツに印刷することができるのか?」というものがあります。そこで私たちは、皆さん(それと、あなたのデザインが好きな人)が着たくてたまらなくなるような、素敵なTシャツを作るための印刷方法に注目しました。
1. 通常のスクリーン印刷
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この方法では、印刷される大きさはスクリーンの大きさに制限されます。しかし、Tシャツの前面(もしくは背面)に施すデザインとしてはちょうどいい大きさです。
作ってみたくなりましたか? 自分でやってみたいですか? 印刷したいデザインが複雑でなく、色の数も多すぎなければ、自分で簡単にスクリーン印刷ができるキットを購入しましょう。インターネットで買うこともできますし、近くの画材店か手芸店でも扱っています。
2. 特大フォーマット
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大きなデザインを施したTシャツは、今やかなりの人気で、対応できるスクリーン印刷業者も増えています。ただし、特大サイズの印刷には多少の追加料金がかかりますのでご注意ください。
3. 全面に印刷
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デザインを全面に印刷すればクールなTシャツが作れますが、この方法には以下のようなマイナス点もあるので気をつけましょう。
- 視覚的に均一ではない:全面印刷は縫い目や襟の上にも印刷がされるため、デザインに微妙なズレが生じる可能性が高くなります。とはいえ、それはこの手法ならではの特徴なので、他にはない個性的なTシャツが出来上がる、とも言えます!
- 色の数に制限がある:全面印刷を行う業者は使える色を制限しているところが多く、上限は3色というのが一般的です。
- 対応できる印刷業者が少ない:スクリーン印刷業者の多くは、全面印刷を行っていません。
- 価格が高い: 限られた印刷業者でしか行われていない特別な印刷方法なので、料金はかなり高額になります。
4. インクジェット印刷のアイロン転写
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少ない枚数か、もしくは1枚のTシャツを作るだけであれば、アイロン転写が簡単で手頃な方法です。まずは専用の転写紙に、家庭にある普通のインクジェットプリンタでデザインを印刷します。次に転写紙をTシャツの上に置き、衣服用の熱いアイロンで上から押さえると、Tシャツにデザインが転写されるという仕組みです。転写紙は、ほとんどの画材店や手芸店で取り扱っていますし、事務用品店にも置いてあることが多いです。
アイロン転写は安くて簡単な方法ですが、いくつかの短所もあります。
- サイズ:転写紙のサイズは通常、210 x 297mm(A4)が最大の大きさです(バラではなく、大口で売っている店ではそれ以上のサイズも扱っています)。
- 色あせ: うまく転写ができたとしても、スクリーン印刷に比べて色あせが早く、鮮明な色は長持ちしないでしょう。
以上が、Tシャツにデザインを手軽に印刷することのできる4つの方法です。これで自分自身にも、また、あなたのデザインを気に入ってくれている人たちにも、特別なTシャツを作ることができます。