クライアントが満足する封筒デザイン制作のコツ

shunichi shiga

企業が、オリジナルの封筒を依頼する理由は、ブランディングではないでしょうか。自分たちが発信するすべてが自分たちの意図する形でユーザーに受け取っていただけるようにするために、企業には電話対応、メール対応、クリエイティブレギュレーションが決まっています。封筒は書類をお手元にお届けする時活躍するブランディングツールです。

制作に携わるデザイナーはクライアントのブランディングを理解した上で、制作に着手する必要があります。今回は、クライアントの依頼意図を正確に理解するための方法について順を追って説明いたします。

クライアントを理解する

クライアントの理解

初対面・初仕事であっても、ビジネスである以上高いパフォーマンスを発揮しなくてはなりません。

デザイナーとして必要な情報は、クライアント情報、依頼目的(何を作るのか、何をしたいのか、誰がターゲットなのか)になります。ここではクライアント情報を深く理解するために細かく説明していきましよう。

制作を目的としたヒアリング時間は1時間〜1時間半がおおよそです。限られた時間で多数のことを聞かなくてはなりませんので予めヒアリングシートを用意することをお勧めいたします。クライアント情報のヒアリング項目は、企業のブランディングガイドラインとクリエイティブレギュレーションについて、過去の制作事例の共有、サービス・運営上重要視していること、制作物確認時のリードタイムなどになります。過去の制作事例でクライアントのデザインの好みがわかるので、デザインを制作する際、大いに役立ちます。

封筒の依頼目的を把握する

依頼目的の把握

封筒の使用目的を把握するには、何を作るのか、何をしたいのか、誰がターゲットなのかを知ることで明確になります。ヒアリング項目は、封筒で送るものは何か、分量・サイズ、受け取った後ユーザーにどうして欲しいのか、ユーザーは誰かです。例えば、「資料請求の為の封筒デザイン」だった場合、すぐに申し込みや購入をしてもらいたいのか、情報をインプットするだけでいいのかでデザインの方向性が変わります。送付物の分量・サイズは封筒の大きさと紙質に影響し料金の上下に関わってくる項目です。

ここではクライアント視点でユーザーにどうなって欲しいのかを聞いた上で、次の章のユーザー視点でクライアント要望を叶えるデザイン提案に入っていきます。

クライアント意図を叶えるためのユーザー視点のデザイン提案

ユーザー視点のデザイン

前段では、クライアント要望のヒアリングを中心に展開してきました。ここでは、クライアントニーズを叶えるためのユーザー視点のデザイン提案について説明していきます。

送ったからには、開封をしてもらい、クライアントの意図するようにユーザーにアクションをしてもらいたいのですが、クライアントの要望通りにユーザーを誘導するためにはユーザー視点でデザインを含めたクリエイティブになっているかが重要です。

資料請求の封書をすぐ開封してもらいたいのであれば、期限ありキャンペーン企画の記載を封筒の表面に行うなどアイデアが出てきます。ただ、ユーザーがこの企画で開封をするのかについての検証ができていないとクライアント・制作者視点の提案になってしまいます。

ユーザーをより具体的にイメージするために、ペルソナ手法を用いることをお勧めいたします。
ペルソナとはマーケティング手法で、リサーチデータを元に理想的な顧客像を、細かく設定し、あたかも存在する人物を作り上げ、商品購買戦略などで大いに活用されます。設定される項目は、都内在住、30代前半、独身男性、週休2日、インドア派、好きな言葉、好きな洋服ブランド、車の有無、人生の目的、交際経験のあるなしなど、生活スタイル、思考傾向に至るまでイメージすることで受け取り側のイメージが固まっていきます。

この明確なイメージがあなたがデザインを仕上げるうえでの判断基準の1つになります。
伝えたい相手に伝えたい内容を届けるためにはユーザー視点の提案が必要ではないでしょうか。

クライアントに喜ばれる封筒デザインとは

クライアントが喜ぶデザイン

クライアントにご満足いただくことは、制作者がこだわるべきところです。
ご満足いただくために必要なのは、クライアントを理解し、クライアントの目的を叶えられる制作物ですが納品物だけではなく制作工程で発生する要素も関係してきます。

より速いレスポンス、丁寧な対応、納期に対するコミットなどがあげられます。制作物としてより良い物をつくることと同じ位、クライアントとの人間関係を構築することは長く仕事を続けていく上でとても重要なポイントです。

仕事の進め方、納品物の精度と信頼関係を向上させてより良い関係を築いていきましょう。

まとめ

封筒デザインまとめ

依頼された封筒を作るためには、クライアントを理解するための丁寧なヒアリングと、要望を叶えるためのユーザー視点からのデザイン提案です。スケジュールに沿った制作工程でクライアントと良好な関係を構築し満足度の高い封筒デザインを仕上げるようにしましょう。

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