優れたレストランメニューのデザインは食事体験を向上させたり、カスタマーが満足できる選択をする助けになったり、食欲をそそったりします。しかし、メニューはレストランで提供できる料理の単なる一覧ではありません。メニューはレストランのアイデンティティーを伝えることや、利益を上昇させることができる広告手段なのです。ただし良く考えられたデザインであればですが。

ここでは、あなたのクライアントであるレストラン経営者の利益率を向上させるような、メニューデザインの視覚的な戦略をいくつか検討してみましょう。あらかじめ注意しておきますね。読んだ後にお腹が空くかもしれませんよ。

1. 目の走査パターンを知る

restaurant menu design eye-scanning patterns

長年、レストランでは、カスタマーの目は右上の角の「スイートスポット」に自然に引きつけられる、という想定を基にメニューをデザインしてきました。そのため、高い利益を生むアイテムを右上に配置しています。しかし、最新の調査結果では、カスタマーはメニューを本と同じように読む傾向がみられるとのことです。つまり左上を最初に見るのです。

2. メニューを論理的セクションに分割する

restaurant menu design divide into sections

カスタマーが簡単に料理を探せるように、論理的に分類されたグループごとにまとめ、順番に並べるようにしましょう。まずは、前菜からですね。

3. 写真の使用は控えめに

restaurant menu design food photography

食べ物の写真は、通常、ダイレクトメールや デニーズのようなチェーンレストランを連想させます。高級レストランではありません。もし写真を使うなら、極めて高いプロ品質の物でなければいけません。これには多大な費用がかかるでしょう。 一般に、食べ物の写真は万人の心に響くわけではないので、食べ物の質についてはカスタマーの感性に委ねるのがお勧めです。

4. イラストの使用を検討する

restaurant menu design illustration

写真の代わりに、イラストを使ってみてください。イラストは全般的に気に入られる傾向が強く、レストランの個性を伝えるのに役立ちます。

5. 通貨記号は強調しない

restaurant menu design avoid currency signs

使用金額を意識させすぎてはいけません。研究によれば、通貨記号が書かれていない方が、カスタマーはお金をたくさん使う傾向があるとのことです。

6. 囲み枠の使用を検討する

Restaurant menu design use boxes

囲み枠はメニューアイテムのグループを注目させます。そのため、利益率の高いアイテム、例えば、パスタや他の炭水化物アイテムを売り込むために、レストランでよく使われています。

7. 活字の体裁

restaurant menu design typography

活字の体裁を効果的に整えれば、レストランのブランドイメージを伝えることができ、結果として読みやすいメニューになります。 どの書体を選ぶかは、そこに盛り込む内容の量、つまり、ページに心地よく収まる文字の量によります。例えば、2つ以上の書体を使ってメニューアイテムの名前とその説明を区別すれば、カスタマーにとって見やすいメニューとなるでしょう。

8. 適切な色を選択する

restaurant menu design color choice

ターゲットとなるカスタマーとレストランのテーマに基づき、色を決めます。色が違えば、それを見る人に与える心理的な影響も異なります。カラースキームは、ある食べ物に注目させるだけでなく、レストランの雰囲気を盛り上げるのに役立ちます。 テクス・メクス料理(アメリカ風メキシコ料理)のレストランMaudie’sのメニューデザインは、通常メキシコ料理を連想させる暖色を、斬新な組み合わせで配置している好例です。

レストランのメニューデザインについてアドバイスがあれば、ぜひコメントをしてシェアしてください!