PNG(Portable Network Graphics)ファイルはラスターで、圧縮による画質の劣化がないウェブをベースとするファイルです。PNGファイルはウェブで画像を表示するのに最適です。またロゴデザインをクライアントに引き渡す際に必要なファイル形式の1つです。

クライアントは、Adobe Illustratorのような高度な画像編集用のソフトウェアを使わなくても、自分のブランディング素材にロゴデザインを簡単に組み込めるように、(他の必須ファイル形式に加えて)PNGファイルが必要なのです。

このチュートリアルではAdobe Illustratorで、透明な背景を用いたPNGファイルの作り方を説明します。ロゴの作成を依頼しているクライアントにはこの形式のファイルを送ることになっています。

1. Adobe Illustratorでロゴを作る

Adobe Illustratorでロゴを作る

拡大、縮小しても画質が劣化しないように、ロゴは全てベクター画像編集用ソフトウェアで作らなければいけません。またベクターシェイプとパスで構成されている必要があります。Adobe Illustratorはベクター画像編集用ソフトウェアの業界標準なので、何よりもまずこのソフトウェアを推奨します。ファイルには背景を加えないよう気を付けてください。

2. ロゴをPNGファイルとして書き出す

ロゴをPNGファイルとして書き出す
ロゴをPNGファイルとして書き出す

ベクター画像としてロゴを作成したあと、メニューバーのファイル>書き出し…>PNGを選択してください。ファイルに名前を付け、書き出しをクリックします。すると、“PNGオプション”というウインドウが表示されます。背景のカラーが透明になっているのを確認してOKをクリックしてください。この書き出しのオプションが素晴らしいのは、作業領域の空白部分を透過してロゴだけが残るようになっているところです。こうして出来上がったPNGファイルはより用途が広がり、デザインそのものだけを含んだものとなります。

3. 新しいPNGファイルを開き、送信する

新しいPNGファイルを開き、送信する

新しく作ったPNGファイルは、開いた時にこんな風に見えます。PNG画像そのものが灰色なのではありません。これは、ただ単にPNG画像を参照する際に背景が灰色で表示されることがあるためです。さあ、これでロゴをクライアントに送信する準備ができましたね。

PNGファイルの作り方についてアドバイスがあれば、ぜひコメントして教えてください。

 

[ 翻訳:shunichi shiga ]