昨年は多くの新しいアイデアが生まれ、ウェブデザイナーにとって有意義な年でした。あるものは消え、あるものは成功して今後も影響を与え続けることになりました。

2013年に大ヒットしたトレンドは2014年には目新しさを失い、その一方で世界中のデザイナーが新しいトレンドに磨きをかけ続けるでしょう。

では、2014年はどんなウェブデザインのトレンドが待っているのでしょうか? これからそれを紹介します。ご意見を、ぜひコメントに残してください。

1.フラットデザインの繁栄

フラットデザインの繁栄

Website: wistia.com

フラットデザインなど一時的な流行に過ぎなかった思うなら、それは間違いです。フラットデザインは強力なミニマリストデザインです。デザインをシンプル、クリーン、現代的に保つ、ということです。これらは、ほとんどのクライアントからいつも聞かされる言葉です。

皆がフラットデザインを使う理由は、それに意味があるからです。無駄を削り、空白を有効利用し、全体として優れたユーザ体験を提供します。デザイナーは多くを使わずに大きな成果を達成することを余儀なくされ、フラットデザインは2014年の第1のトレンドになると私は考えます。

2.レスポンシブデザインは必須

レスポンシブデザイン

Website: KasraDesign

これは、間違いなく標準になります。クライアントは応答型デザインを要求し、開発者はコーディングに必要なものを学び、それを追求します。理由は単純に、「需要」です。スマートフォンやタブレットが飛ぶように売れている今、マーケティングの可能性は巨大です。あなたのクライアントが零細事業のオーナーであったとしても、他社のサイトで応答型の動作を目にすれば、このデザインを話題にするでしょう。

3.ウェブサイトの画質が向上

ウェブサイトの画質が向上

Website: Portraits

長年、デザイナー達は優れた画像を追求してきましたが、クライアント側では必ず問題が生じてきました。2014年には、より高品質で創造的でユニークな画像が手に入ります。その理由は、手ごろな価格にローディング速度の高速化、そしてどこからでも高画質の画像にアクセスできることです。

4.視差効果ウェブサイトの人気

視差効果

Website: Hot Dog

遠い昔、960画素ウェブサイトの時代には、IE6で効果的に機能しなければなりませんでした。インパクトと効果的な文言がすべてでした。視差効果デザインはそれを、スクローリングの効果、パワフルな画像、力強く創造的なタイポグラフィで実現します。2014年には、特に有名ブランドが視差効果デザインを多用するようになるでしょう。

5. インフォグラフィックスは、やはり最良のデータ表現方法

インフォグラフィック

Website: Gabriel Gianordoli

インフォグラフィックスは小さなスペースに多くの情報が入り、人目を引きますが、低コストです。事業主がインフォグラフィックスを依頼する理由はそこにあります。エンドユーザがこれを好む理由は、インフォグラフィックスにはそれぞれ独自の個性があるからです。タイポグラフィや大胆な色づかいと形の組み合わせなど、少し風変わりで見る人の興味を引きます。

真面目に取り組むクリエイターなら必ず、正確な事実と数値を元にストーリーを作り上げます。視聴する人は子供時代の漫画の世界に入り込み、見ているだけで楽しめるかも知れません。でも、実はそのとき人はたくさんの情報を吸収しており、そして、人は情報が大好きなのです。インフォグラフィックスは大量のデータを伝えるための非常に効果的な方法であり、2014年には間違いなく、ますます多用されるようになるでしょう。

6.タイポグラフィが主役

タイポグラフィ

Website: Crop The Block

さよならGeorgia、さよならTimes New Roman、さよならHelvetica。2014年にようこそ。タイポグラフィに真面目に取り組むときが来ました。これまでも真面目に扱われていましたが、今ではタイポグラフィは主流になりました。人々は雪崩のように押し寄せるモバイルアプリケーションの中を泳ぎながら、ありとあらゆる素晴らしいタイポグラフィを見せつけられ、それが大きな要因となってフォントの使われ方への期待が高まっています。

高品質なフォントが手ごろな価格で入手できるようになり、もうArialでは不十分です。ユーザは相変わらずのHelvetiaを見ると何かが足りないと感じるようになり、事業主はフォントファミリー全体に高い料金を支払わなくなっています。

7.ウェブサイトはコンテンツを重視して単純化

コンテンツを重視

Website: The New York Times

ニューヨーク・タイムズは最近、ウェブサイトのデザインを一新しました。このデザインは、そのシンプルでクリーンな手法によって最新のトレンドの多くを語っています。新しい手法ではありませんが合理的な次のステップとして、ますます多くのウェブサイト、特に「重い」コンテンツのサイトがこの例に倣うでしょう。余計な飾りを取り払えば実質のコンテンツが輝いて見え、デザインが脚光を浴びようとするのではなく、本来の役目を果たすようになります。

8.ショートプレゼン動画の再来

ショートプレゼン動画の再来

Website: Goldee

2014年には、Vineの爆発的拡がりによって、プレゼンテーション動画が再来すると思われます。この6秒の動画には大流行の気配があり、簡単に作成でき、誰が見ても面白いようです。ここ数年、動画は短くなり続けていて、来年には30秒未満で要点を伝えるビデオクリップが躍進するでしょう。Vineに感謝です。

9.ニュースレターのデザインが引き続き向上

ニュースレターのデザイン

Newsletter: Miniboden

Eメールはもはや視聴者への唯一の伝達手段ではありませんが、ユーザにコンテンツへの興味を持ち続けてもらうためのメディアとして健在です。2014年には、ニュースレターはさらに創造的・刺激的に進化して生き残るでしょう。好んで使われるチャネルではなくなっているとはいえ、Eメールがすぐに絶滅するわけではありません。賢い事業主は、この変化に気付いています。

10.固定されたナビゲーションが好まれる

固定されたナビゲーション

Website: TheoryDesign

ページの中のあらゆるものに過剰なデザインが必要だとデザイナーが思っていた時代がありました。その時代は去り、ありがたいことに、もう画面の端のどこかに隠されたフラッシュメニューを探さなくてもよいのです。

2014年には、いつでもナビゲーションバーを使えるようになります。「重い」コンテンツをもつウェブサイトをデザインする場合の合理的な手法は、固定位置のサイドバーまたはトップメニューを使うことです。

さらに新しい、これからのトレンドを2015年のロゴデザイン、10のトレンドを予測でご紹介します。