テックスタートアップ向けロゴデザインの5つの方法

テックスタートアップ向けロゴデザインの5つの方法

テックスタートアップが99designsで最も成長著しい顧客層の1つであることをご存知でしたか?テックスタートアップの優れたロゴをデザインする方法を知っていることは、重要なスキルです。 都合の良いことに、大抵のテックスタートアップは、ロゴデザインに対して同じ考えを持っています。99designsのクライアントは皆、オリジナリティを求めながらも、同時に、デザイナーがテックスタートアップの好みを知り尽くしていることを期待しています。例えば、サンセルフ体のフォント、鮮やかな色と刺激などです。 すぐにテックスタートアップの優れたロゴをデザインできる5つの方法を、詳しく見ていきましょう。 1. 社名を描く — これらの企業ロゴは、事業内容を非常に直接的かつ人目を引く方法で表しています。単純である理由:皆忙しく、ロゴを分析する暇などないからです。 大抵のテックスタートアップは、非常に明確で具体的な製品やサービスを提供していて、その製品やサービスがしばしば社名に表れています。CityCliqはオンラインのビジネスページ、Soundcloudは音楽保存、thredUPは、母親をターゲットとした古着を扱っています。 ロゴデザインは、スタートアップの社名を知ってもらえるようなシンボル、あるいはシンボルの組み合わせを考えるところから始めてください。どのような事業を行っているのか、どのようなサービスを提供しているのかが明確でなければなりません。 この特定の方法を使う際、一般的か独創的かは紙一重です。ありきたりなイメージを避けつつ、社名を覚えてもらえるようななじみやすいシンボルを見つけるのが腕の見せ所です。 例えば、上のCityCliqのロゴを考えてみましょう。見慣れた手のカーソルを使っていますが、これはクリックと都市の風景の両方を創造的に表しています。都市の風景の上に手を置いただけでは、ありふれたロゴとなるでしょう。 2. ひねりを利かせる — これらの企業はすべて、ひときわ目立たせるために一ひねり加えたロゴを使っています。キャラクターのようなものをロゴに入れることによって、独自性を出しているものが多いことが分かるでしょう。 各企業は、競合他社から差別化を図ろうとしています。しかし、多くの企業にとって、ひねりを利かせるというのは、選択肢ではありません(一ひねりあるロゴを持つ銀行がどれくらい成功するか、少し考えてみてください)。幸運にも、Web関連企業やスタートアップは、ひねりをよく利用しているか、従来とは異なるサービスを提供しています。 どうすれば製品やサービスを、斬新な方法か奇抜な方法、あるいは予想外の方法で表現できるか、時間をかけてブレインストーミングしましょう。 この戦略の優れた例は、Electric Monkのロゴです。これは、この99designsでデザインされたものです。このロゴコンペの優勝作品は、修道士の格好をしたコンセントでした。 デザイン by Peter Vukovich 99designsでデザインされたElectric Monkのロゴは、”ひねりを利かせる”方法の良い例です。これは、Douglas Adamsの著作に登場した装置に基づいていますが、もしそれを知らなかったとしても、全く問題ありません。何を表しているのかが分かるのは一部の人々だけです。それが、魅力を増す秘訣です。 このようなものを思い付くのは難しいと思うかもしれませんが、これが正攻法です。ひねりの利いたロゴをデザインする一方で、自由に自分にとって面白いデザインを考えれば良いのです。それは、すべての人にとって面白いものではないかもしれませんし、理解できない人もいるかもしれませんが、それが、ひねりというものなのです。そして、多くのテックスタートアップは、単純にこのような発想を好むのです。 3. スーパーヒーローのロゴを創造する — スーパーヒーローのロゴは、テックスタートアップのロゴデザインに取り組むのに優れた方法です。これらの企業は、そのメリットを認識しています。スーパーヒーローのロゴの成功の鍵は何でしょう? もし、ひねりたくないけれども、面白いロゴにしたいと思っているならば、スーパーヒーロースタイルを検討してください。企業の事業内容と、ロゴをスーパーヒーローの象徴に見せる方法を考えるのです。 スーパーマン、バットマン、それともワンダーウーマンのようにしますか? 洗練されたものにしますか? それとも、ヘルボーイのようにはっきりした感じにしますか? こういった思考を通して、優れたロゴのアイデアが出来上がっていくのです。 スーパーヒーローのロゴを創造するには、できるだけシンプルに、頭文字かシンボルを型にはめ込んでデザインします。 ロゴの図は、社名自体を視覚化して、記章のように見えるようにしてください。それが、スーパーヒーローのロゴ特有の特徴です。 4. Twitterに似せる — これらのロゴは、Twitterに影響を受けていながら、見た目と印象が独創的です。ロゴを” Twitterに似せる”なら、これがあなたの目指すべきものでもあります。 時には、単に適当な” Twitterのような”フォントを見つけて、ほんの少し調整するだけで十分なのです。その理由を説明するのは難しいですが、多くのWebスタートアップは、ロゴデザインに関して、Twitterを尊敬しています。 インターネット上で少し検索してみれば、TwitterのロゴがWeb2.0におけるロゴデザインの”代表作”であることが分かるでしょう。この事実を覚えておいて利用すると強みになります。 ロゴをTwitterに似せるための最善の方法は、少し技巧的で、丸味を帯びていて、非常に読みやすい、というTwitterのロゴの特徴を持った、見た目の優れたフォントを見つけ、それで試してみることです。 こういったフォントは、すぐには見つかりません。プロジェクトの重要性によって、Font Squirrelで無償のフォントを探すこともできますし、オンラインフォントライブラリでプロ用のフォントを購入することもできます。もちろん、自分でロゴフォントをデザインするという選択肢もあります。 Font Squirrelは、Twitterのようなフォントを無償で豊富に提供しています。 ロゴをTwitterに似せるのは、Twitterからひらめきを得るためであって、コピーするためではないということを忘れないでください。Twitterの兄弟や姉妹がどのようなものかを想像してみれば、恐らく、似たもの同士でありながらお互い全く違っているでしょう。 5. 3Dにする — 3Dロゴは、見栄えがしますが、それは当然のことです。それらしく見えるデザインができるようになるまでには、数多くの経験が必要です。テック企業は、特に、アイコンやアバタと組み合わせた3Dを好みます。 テックスタートアップのロゴに関しては、これからは3Dの図や文字が一般的です。これは驚くべきことではありません。適切に使えば、3Dロゴは、間違いなく強烈なインパクトを与えます。 しかし、この種のロゴには、精密さと熟練が求められます。光が見た目にどのような影響を与えるのかを理解し、その原理を応用してリアルで美しいロゴを創造する必要があるのです。 優れた3Dアイコンは、明確で、理解しやすく、一ひねりあり、どんな大きさでもはっきり見えるものでなければなりません。このようなものを作るのは容易ではありませんが、参考になるリソースやチュートリアルがたくさんあります。…

ポール・ランドに学ぶ驚きの4原則

ポール・ランドに学ぶ驚きの4原則

ソール・バス、ミルトン・グレイザーとポール・ランドは、20世紀ロゴデザイン史における聖なる三位一体のようなものです。この3人が携わった世界の名だたる企業のブランディングは、AT&TからIBMまで驚異的な数に上ります。 3人の中で最年長のランドが最大の影響力を持っていたのは、ほぼ間違いないでしょう。彼の作品は今日まで人々の感性に刺激を与え続けています。きっとあなたも、驚くような作品に出会えることでしょう。 バスとグレイザーと同様、ランドも世界大戦の最中にニューヨークでユダヤ系移民の子供として生まれました。芸術に傾倒し、3つの機関でデザインを学びましたが、そこから何かを得たとは思えず、彼自身、ずっと独学のデザイナーであると考えていました。 ほどなくして、無償でデザインした雑誌カバーが評価され、彼はロゴデザインの道へ進むことになりました。 崇拝していたバウハウスのハンガリー人アーティスト、モホイ=ナジ・ラースローに出会ってから、ランドの成長期が始まります。モホイ=ナジはランドに芸術批評を読んでいるかと尋ねました。ランドが「いいえ」と答えると、モホイ=ナジは「残念だ」と答えたといいます。その時からランドは、できる限り芸術批評や体系論を読むようになりました。 モホイ=ナジの創作理論に追いついた後、ランドは自らの作品について深く考え始めました。ロゴとは何か、ロゴでないものは何か、何がロゴをロゴたらしめるのか。この記事では、彼の偉大なアイデアの数々を4つの主な原則にまとめました。 1. 「ロゴは、それが象徴するもののクオリティから意味を引き出す。それ以上でもそれ以下でもない」 — デザイナーはロゴについて語る時に、ロゴ自体にその意味を伝える役割があり、ロゴの成功、失敗はそのデザインに要因があると言うことがあります。 ランドは、ロゴにそのような重要性や責任を持たせることは一切ありませんでした。 「製品、サービス、ビジネスあるいは企業と関連づけた時に初めて、ロゴが本当の意味を帯びるのだ。企業が二級なら、ロゴも二級品に見られる。それを見る人々が適切に状況を整える前に、ロゴがただちに仕事をすることを期待するのは無謀である」 ロゴが重要ではないということではなく、ロゴは自由だ、と言っているのです。ロゴの仕事は標識であって、意味を発揮することではありません。これは2番目の原則にもつながります。 2. 「ロゴデザインの必須条件は、区別しやすいこと、記憶に残ること、明確なことだけだ」 — 言い換えれば、ロゴはどのような見た目でも構わないということです。代表する企業に関するものを直接的に描写する必要はありません。実際、そうしないほうが良いこともあります。 ランドはこう言っています。 「信じられないかもしれないが、ロゴの主題はほとんど重要ではない。内容の妥当性すら、大した役割を持たないこともある」 「妥当性の希求が望ましくないのではない。シンボルとシンボル化されたものの間に1対1の関係性を持たせることが多くの場合非常に難しく、ある条件においては反感を持たれる、と言っているのである。つまるところ、ロゴデザインの必須条件は、区別しやすいこと、記憶に残ること、明確なことだけだ」 3. プレゼンテーションがカギ — ランドはクライアントにデザインをプレゼンテーションすることに非常に重きを置いていました。デザインそれぞれについて、デザイナーはクライアントのためにあつらえた唯一の物語を語らねばなりません。 「新しいアイデアをどのように提示するかというのは、多分、デザイナーにとって最も難しいタスクのひとつだ。デザイナーの仕事のすべてにある種のプレゼンテーションが含まれる。あるデザインを、それに関心を持つ聞き手(クライアント、読者、傍聴者)にどのように説明するか(プレゼンテーションするか)だけでなく、マーケットにおいてそのデザインがいかに自身を説明し得るか…」 4. 「シンプルさはゴールではない。それは良いアイデアと適切な目算の副産物である」 — ロゴとは何か、ロゴにできないことは何かを本当に理解しているなら、あなたのデザインは誰もが賞讃するシンプルさを備えることになるでしょう。 次のロゴは、ランドがこの点において成功している良い例です。 「ロゴデザインの聖三位一体」(ランド、バス、グレイザー)の中で誰が好きですか?

3分でわかる!フラットデザインとマテリアルデザインの違い

3分でわかる!フラットデザインとマテリアルデザインの違い

フラットデザインとマテリアルデザインは一見似たようなグラフィックデザイン手法に思えますが、実は根本的な考え方、表現の仕方が異なります。それぞれにメリット・デメリットが存在し、シーンに合わせて使用していくことで、効果的に魅せることができます。ここでは、簡単にフラットデザインとマテリアルデザインの違いについて述べていきます。 フラットデザインのメリット フラットデザインはリッチデザインと呼ばれる立体的でリアル感のあるデザインの流行が後退した頃に注目され始めました。スマートフォンのアイコンやロゴタイプでもフラットデザインを用いるケースが増えています。 フラットデザインのメリットについて考えてみましょう。フラットデザインはさまざまな媒体に浸透しているため、抵抗なく受け入れることができるということ、人の目に優しくストレスを与えにくいデザインであること、そして、無駄な装飾をそぎ落としシンプルに磨きをかけているため洗練された都会的な印象を与えること、これらがフラットデザインの持つメリットと言われています。また、リッチデザインに比べ、ファイルの容量を小さく抑えることができるという点もフラットデザインのメリットと言えます。 フラットデザインのデメリット 一方、フラットデザインのデメリットに挙げられるのが、酷似したグラフィックデザインが生まれやすいという点です。 それはフラットデザインが、限りなくシンプルに仕上がるがゆえに起こる問題で、そういった点に関しては細心の注意が必要になってきます。また、フラットデザインには影という概念がないため、Webでボタンとして使用する場合、クリックできるのかどうかわからないという操作性における課題が生まれる危険性があります。   マテリアルデザインのメリット マテリアルデザインは広義でフラットデザインの一部とも言われますが、大きな違いがあります。 マテリアルデザインは「視覚」ではなく「触覚」に語りかけるようなグラフィックデザインで、実際に操作しているかのような効果を演出するデザインです。フラットにデザインされたものに意味のあるモーションを加えることで、ストレスなく操作方法等をガイドすることに長けています。影を利用するなど多少のリアリティがある表現もマテリアルデザインの範囲内で、Google社より制作ガイドラインが設けられているため、迷うことも少なく制作することができるでしょう。   マテリアルデザインのデメリット 一方、ガイドラインが設けられているということはデメリットとも言えます。マテリアルデザインのガイドラインに沿っての制作となるため、グラフィックデザインとしての差別化を図ることが難しく、オリジナリティの追求という点では苦戦する可能性があります。また、フラットデザインと比べると必要とする容量が大きく、場合によっては工夫しながら制作していく必要があります。 デザイナーは、フラットデザインのメリット・デメリット、マテリアルデザインのメリット・デメリットを理解しながら、上手に活用していく必要があります。   それぞれを効果的に使う参考情報 それぞれを効果的に使うには特徴を理解することが大切です。グラフィックデザイン制作を進めていく中で、フラットデザイン・マテリアルデザインともに、どちらが何に適しているのかを的確に判断しながらデザインを考えていきましょう。 動きがありすぎるとユーザーの視覚に疲れを引き起こしてしまい、動きがなさすぎるとユーザーに飽きをもたらしてしまうかもしれません。両社のデザインの良い面を上手に生かし組み合わせていくスキルが、今後必要になってくるのではないでしょうか。 平面であることを極めたフラットデザインと、平面でありながら立体の要素を取り入れたマテリアルデザイン、これらのデザインにおける違いを理解することで、シーンに合わせてデザインを使い分けることが可能になります。そうしたデザインの知識があなたのグラフィックデザインの幅を広げていくことでしょう。

デザインの歴史を知ろう:バウハウス・ムーブメント

デザインの歴史を知ろう:バウハウス・ムーブメント

現在のグラフィックデサイン界はバウハウス・ムーブメントから大いに影響を受けています。芸術と産業の融合である現代デザインの本質は、ある落ちぶれたドイツのデザインスクールに原点があると言ってもいいでしょう。この学校は社会的にも政治的にも激動の時代を経て、20世紀の芸術、建築、デザインの世界に大きな功績を残しました。 バウハウス校(ドイツ語で「建築の家」の意味)は1919年にヴァルター・グロピウスによってワイマールに創設されました。そして、第一次世界大戦後のドイツの中心的な存在となりました。変革と失望のこの時代に、バウハウス・ムーブメントは20世紀の機械文化を取り入れようとしていました。建物、家具、デザインというような基本の必需品について、感情にも訴えかけるような実用性のある作品が生み出されていきました。 バウハウス校は、近代社会で成功するため、近代テクノロジーを取り入れようと努力していました。バウハウスが一番大切にしていた信念が、形より機能、でした。 ドイツのデッサウにあるバウハウスの校舎。1925〜1933年の間はこのデッサウで開校していた。(ArchitecturePics.orgより) バウハウス校は、この校舎をこの世に存在するデザインの中で最高の作品であると信じていましたが、一方で生徒たちには、すべてのデザインの手法の中でも芸術性と工芸の2つに注目するように指導していました。そして、理論と実践の2つを組み合わせて厳格に作られたシラバスにしたがって授業が進められていました。 1923年のワイマール時代のバウハウスのシラバス(Rune Madsenより) 「形より機能」の理念を守るため、学校は基本のデザイン、特に、構成、カラーセオリー、職人の技など幅広い多様な分野について深く理解するように指導をしていました。バウハウスは、芸術家と職人は同一だと考える信念があったので、授業では独創性よりもデザインの生産性に重きをおくことを生徒に教えていました。そして、この学校の教師たちはそれぞれの道のエキスパートばかりでした。 ここの教師たちは、芸術や工芸の各ジャンルの最高レベルの技術と知識を持っていました。そして各分野を確立していくための、それぞれの独創的な解釈を学校に持ち込みました。バウハウス・モーブメントは1933年には消滅してしまいましたが、バウハウスのトップレベルの教師の教えを学ぶことで、彼らの知識を今でも十分に学習することができます。 パウル・クレー クレーの授業で使っていた絵。色値と彩度が変化すると、受ける印象はどのように変わっていくかを表している。 (bauhausより) セオリーの授業の中でも特に有名なのは、パウル・クレーによる授業でした。 クレーがバウハウスで教壇に立つようになる頃にはすでに、彼は「ブラウエ・ライター(青騎士)」の名で知られるドイツの表現主義運動の創設者として地位を確立していました。彼の担当していたカラーセオリーの授業では色の動きについて中心に進められていましが、これが20世紀の色の概念を大きく変えるものとなりました。 ジョゼフ・アルバース 次に思い浮かべるバウハウスの重要人物はジョセフ・アルバースでしょう。彼は入門コースの責任者の一人でした。中でもアルバースは、「素材学習」と「形の質」に注目して教えていました。このコースは、素材、構造、機能、生産、テクノロジーの融合を目指していました。 アルバースは、当時の「形の質」に関して重要なことは、ハーモニーvsバランス、自由vs計算されたリズム、幾何学vs算数、対象vs非対称、中心的vs周辺的、という考え方にあると信じていました。アルバートという人物については、おそらくバウハウスの時代が終わった後に完成させた、ある作品で知っている人も多いのではないでしょうか。この作品は、バウハウス校の支持していた理念そのものでした。彼の「正方形賛歌」という絵画のシリーズは、全く同じ比率の四角形に、さまざまな色相、彩度、色値/色調の変化を加えたものです。 このシリーズの何が重要で、バウハウス校の理念をどう踏襲しているのか、そのポイントは色と構成が本質的にリンクしているところにあります。というのも、作品内の正方形のサイズはほぼすべて同じ比率なのに、色の使い方によって、それぞれの比率が違って見えてしまうのです。 ワシリー・カンディンスキー ワシリー・カンディンスキー:‘Black Relationship’ 1924 ワシリー・カンディンスキーはカラーセオリーを重視した形のセオリーを教えていました。彼が担当していた「美術デザインの基礎」というコースでは抽象を理解するよう生徒に促していました。しかし、カンディンスキーが自身のセオリーを発展していくことになったのは、彼の色のクラスにおいてでした。その結果「Point and Line to Plan」という作品が生まれました。彼は、心理学と知覚を使った新しい色の手法を確立させ、生徒にも教えていました。 そのセオリーとは、作品のタイトルにもあるように、点と線と面のそれぞれの要素を分析することをベースとしていました。アルバースと同じようにカンディンスキーも、本来デザインというものは、構図と色の知覚的な融合によってのみ生まれると考えており、赤、青、黄色の3色を一番重要な色だと考えていました。 ラースロー・モホイ=ナジ バウハウスの教師の中でも現代のグラフィックデザインに直接的につながるデザインを確立させたのがラースロー・モホイ=ナジです。彼は、アートとは包括的であり、芸術でも工芸でも、彫刻、絵画、建築、ポスターデザインでも、すべて訓練した結果が出るものだと信じていました。その時代の先端技術に興味を持っていた彼は、より現代的な表現方法や創作方法、特にポスターデザインとタイポグラフィーに力を入れていました。 モホイ=ナジも他の芸術家と同じで、空間や時間という概念に興味を持ち、写真に注目していました。その結果、タイポグラフィーと写真を統合した、タイポフォトという手法が生み出されました。この手法は、現在の広告業界で中心的な考え方となっています。 ヘルベルト・バイヤー Universal Typeface, 1925 (via ffonts.net) ヘルベルト・バイヤーは学校で最初のタイポグラフィーの教師でした。彼はバウハウス・ムーブメントに参加し、「ユニバーサル」と呼ばれるバウハウス・スタイルのフォントを発明しました。このフォントは、当時はまだ完全なものではなく、1969年に「バウハウス」という名前のフォントとして完成されました。このシンプルなフォントは、まさにバウハウスの理念を反映させたものでした。一般的に使われているドイツ語のフラクトゥール書体とは違って、このフォントにはセリフがなく、「形より機能」の考え方に沿って作られました。 また、バウハウス校はどんなものにも応用できるすばらしいデザインを追求するという、非現実的な指針をも掲げていました。新しいこのフォントは、読むのが難しいフラクトゥール・フォント(使用するのはエリート階級のみに限られていたという歴史があります)を脱却し、誰もがどんな場面でも使える、より実用性の高いフォントとして広がることになります。このフォントが当時「ユニバーサル」と呼ばれていたのは、このような理由があったからです。 まとめ 今回挙げたリストだけでは、20世紀初期に始まったバウハウス校に関係する芸術家、作品、セオリー、活動、変革のすべてをカバーすることはできません。バウハウス・ムーブメントは、建築、家具デザイン、絵画、機織りなどさまざまな分野に大きな影響を与えましたが、グラフィックデザインに関係するテーマや教えは少ししかありません。 しかし、今回最後にお伝えしたいのは、バウハウスが「職人の新しいギルド」を提唱していたことです。バウハウスは新しい未来を作るために、芸術家とデザイナーの垣根を壊そうとしました。そしておよそ90年経った現在、バウハウスが描いていたとおりの未来となり、良い芸術と良いデザインの融合を、はっきりと実感することができるようになりました。 芸術と工芸の境界は、実際にはこれまでもずっと曖昧でした。グロピウスが願っていたように、この新しい融合によって、心躍るものづくりの世界が広がったのです。 バウハウス・ムーブメントについてどう思いますか? Header Image: Janos Balazs (via Flickr)

2015年Webデザイントレンド

2015年Webデザイントレンド

Webデザインを制作する時は必ず、インターネットが生み出すあらゆる可能性を考慮しましょう。デザイナーの斬新なアイデアは、人々の交流や想像力の範囲を世界規模へと広げていきます。そうした例は、広告制作会社のWebサイトなど、時代の最先端をいく業界ではよくあることです。 この記事では、2015年に流行しそうな注目のWebデザイントレンドを厳選してご紹介します。これを読めば、真のイノベーションを理解し、新たなチャンスを見い出せるはずです。中には、”モダンなWebサイト”という概念を完全に覆すトレンドもあるかもしれません。 1. 大きく作る “大きく作る”というのは、今日のWebデザインにおいて最も重要な原則でしょう。とはいえ、この種のホームページに抵抗がある人は多くいます。具体的には、アバブ・ザ・フォールド(スクロールせずに閲覧可能な領域)。このタイプのデザインでは、画像や動画の上に短い言葉を並べたものだけをに表示します。中にはナビゲーションすら取り除いたものや、(少なくとも)小さなアイコンとして隠しているものもあります。 このWebデザインのトレンドは、”映画風”と”ブックカバー”の2種類に分類されます。映画やテレビの広告に着想を得た前者に対し、後者は書籍やカタログの表紙といった昔ながらのコンセプトを進化させたものです。 このトレンドを支えているのは、視覚的効果と実用性です。まず、サイトを訪れたユーザに、一瞬にして最大級のインパクトを与えることができます。さらにコーディングがしやすく、モバイル端末でもデスクトップパソコンのモニタでも正常に動作します(表示デバイスの画面サイズによらず、レイアウトは一定に保たれます)。 このような画像の全画面表示がはやり出したのは去年のことです(「2014年のwebデザイントレンド」という記事で紹介しました)。そして、高画質画像や高速化した技術の利用が増えるにつれ、Webサイトは”ブックカバー”のレイアウトから、さらなる進化を遂げようとしています。 “映画風”のトレンドで重要なのは、全画面(または、ほぼ全画面)に映し出された動画と、その上に表示される短い言葉や要素です。このスタイルを初めて取り上げたのは「2013年のWebデザイントレンド」という記事ですが、当時はまだ少数の代理店のWebサイトにしか使われていませんでした。 そのトレンドが今、勢いに乗っています。つい昨年、Paypalはホームページをアップデートして、背景に動画を全画面で表示するようにしました。これがきっかけとなり、このコンセプトは主流になっていったのです。 2. マルチメディアを体感させる マルチメディアのコンセプトは、かなり古いものです。マルチメディアという言葉自体が使い古され、誤用された結果、もはや本来の意味はほとんど残っていません。それにもかかわらず、デザイナーやプログラマーの多くは、もっと魅力的なマルチメディアを体感してもらおうと日々努力しています。 かつて、こうした手法にはFlashをプラットフォームとして使用していました。それが今ではHTML5のcanvas要素に変わり、いずれはこれでWebサイト上の視覚効果を、ほとんど作り出せるようになるでしょう。 HTMLのcanvasを使って作成したインターフェースの例として、注目のサイトをもう1つ紹介しましょう。こちらはブルックリン在住のミュージシャンJonathan Dagan(j.viewz)が運営する、コミュニティー主導型のDNA projectのサイトです。視覚に訴える背景動画を始め、j.viewzが試作した曲(ユーザがダウンロード可能)や、コラボしている人たちがアップした動画や音楽、フィードバックなどがあり、j.viewzの新アルバムの制作予定が分かるようになっています。 Website via Raise the River さらにもう1つ、すばらしい例を挙げましょう。このRaise The RiverのWebサイトの特長は、最適な視覚的メタファーと、情報の見せ方にあります。程よい速度でアニメーションが進み、スクロールが無効になっていると、ユーザは必然的に一息ついて、このページの進行にペースを合わせることになります。 インターフェース設計においては、ユーザ側ですべて操作できるように設計するのが一般的です。しかし、このWebサイトを見ると、あえて一定時間ユーザ操作を無効にすることで、より良いユーザエクスペリエンスを実現できるケースもあることが分かります。 3. 視差効果で動きを生み出す/h3> 視差効果は、さまざまなアニメーションへと進化を遂げました。そのすべてに共通して言えるのは、「スクロールやマウスの動きに応じて、ページ内の要素やプロパティを動かす」ということです。よく見ると分かると思いますが、この記事で紹介しているWebサイトのほとんどに、この手法が使われています。では、もう少し他の例を挙げましょう。 スクロールイベントと手書きのアニメーション このMint Design Companyのサイトを見ると、昔のCSSスプライトの技術が独創的な手法で使われていることに気付くでしょう。その効果によって、簡素な企業Webサイトが、魅力あふれる個性的なサイトに見えるのです。 斬新なスクロール Website via QUO+ QUO+のヘッドセットのページは、縦にも横にもスクロールします。このサイトを見ていると、まるで迷路の中を進んでいるようなワクワクした気分になります。さらにスクロールをすると、製品の色が変わっていく部分も楽しめます。 4. 動き出す絵本 このタイプのページは上の1つ目の例のように、ユーザが所定の位置までスクロールするとアニメーションのシーケンスが始まります。たいていは、数個の要素がページ内に滑り込んできたり、フェードイン効果で浮かび上がったりします。 BOLDKINGの製品ページ(上のサイト)では軽量化したSVGとJavaScriptを使い、視覚的メタファーを用いて製品の流れを説明しています。そのアイデアやアニメーションもさることながら、これを1.5メガバイト以下のページ容量で実現しているというから驚きです。JavaScriptのライブラリ1つで、そのくらいのサイズになるものもあります。なお、このアニメーションシーケンスの中には、操作できるものも1つあります。 Colin and DewiのウェディングWebサイトは、単純ながらも効果的な方法で、ユーザに集中して物語を読んでもらえようにしています。一度に表示されるのは物語の一節のみです。次のパートを読むにはスクロールする必要があります。 普通のスクロール機能と変わらないような気もしますが、実際は3DのCSSアニメーションを使って、テキストの一部を表示したり隠したりすることで、話の続きを読みたいと思わせているのです。 ヘッダーとページに、マウス操作に連動した視差効果を使う Website via HábitatWeb この効果を使うと、3次元空間を見ているような錯覚を作り出すことができます。Habitat Web(上のサイト)やArchéologie de la Grande…

2015年のロゴデザイン、10のトレンドを予測

2015年のロゴデザイン、10のトレンドを予測

手書きで書体が作り出された時代から、デジタル技術の波を受けて現在へ、ロゴデザインは素晴らしい進化を遂げ、その形を変えてきました。2015年には、ロゴデザインはどのようなトレンドを見せるのでしょうか? ここで最新のロゴデザインを基に、10のトレンドを予測してみました。あなたの意見を、ぜひコメントに残してください。 1.ロゴの再定義 Business Card: Ascui & Co (Grosz Co.Lab) クライアントは、冒険を好まないものです。しばしばクライアントは、理解が得やすいマーケットに合うものを求めます。賭けをすることは、ビジネスにおいて損失につながりかねないからです。恐らくそれが、静的で完結した記号やロゴもしくはその2つの組み合わせという、かなり「型にはまった」ロゴが、最近まで多かった理由でしょう。 その一方で、既成概念の枠を超えるデザイナーたちが常に存在しています。そして時折、彼らの革命的なアイディアが日の目を見ることがあるのです。上の例は、メルボルンを拠点に活躍するデザイン・スタジオGrosz Co.Labの作品で、ロゴデザインについて全く新しい取り組みが行われています。彼らは概念的に、静的な記号を動きのある形式へと展開させたのです。さらに、繰り返しを用いることで記号の一般的な比率を視覚的に拡張し、周辺スペースに広がりを見せる柔軟性を与えています。 Deviant Artの新しいロゴ(上の画像参照)は、ロゴ自体の対称イメージと組み合わされ、パターン性を感じさせます。さらに、ウェブサイトがトレンド・アートにフォーカスしているためか、パターンのネガティブスペースが、(大文字の「A」とともに)上下の矢印を作り出しています。これは、背景に概念的な意味を併せ持つパターンの機能性を備えているという、ロゴの主流を作った初期の作品と言えるかもしれません。これにより、ロゴの定義は確実に拡大されました。 クライアントやデザイナーが、これらの画期的なロゴデザインが定着していくのを目の当たりにするにつれ、デザイン・コミュニティの目をロゴの可能性へと向けさせ、ロゴの定義も拡大してきたのです。 2.書体のカスタマイズ アナログの時代、活版技術者は非常に熟練した見事な技術を身につけ、美しい書体を造作なく作り出すことができました。そこへ突然、デジタル時代の圧倒的なツールと技術の波が押し寄せ、それは結果的に伝統的な書体の技術にまで及ぶことになります。 多くの人に愛されるヘルベチカのように、かつて手書きで生み出された書体が今日も使われているのには、明らかな理由があります。そのような書体は、基本となる形が大変美しく、理論的に理解しやすく、高度な技術を持ち合わせ、それでいて芸術的なインスピレーションを与えてくれます。 これらのクラシックな技術は、徐々にデジタル時代に追いつきつつあります。デザイナーが書体をカスタマイズすることが、どんどん容易になっているのです。結果として、今年は今までになく多くのカスタマイズされた書体を目にすることになりそうです。 3.ダイナミック・ロゴ(動的なロゴ)とロゴセット デザイナーやクライアントは常に、より良いロゴを作りだす道を探っています。毎年、365日同じロゴを目にしていれば、どんなに素晴らしいデザインであっても新鮮さを失ってしまうものです。そんな倦怠感を打ち破るために生み出されたのが、ダイナミック・ロゴ(「ダイナミック・アイデンティティ」とも呼ばれる)です。Googleの日替わりに表示されるロゴが有名ですね。 現在、かつてないほどロゴセットがロゴに命と鮮度を吹き込むシーンが到来しています。上の例は、トロントを拠点とするデザイン・スタジオBlokの作品です。Blokは、会社名であるCeeをもじってコンセプチュアルなドアを開け、カラフルなロゴをエンドレスに繰り返しています。 ロゴを新鮮に保つことだけが、ロゴセットの意義ではありません。グラフィック・デザインへのニーズに対するクライアント全体の理解が、日に日に深まっているのです。その副産物として、ロゴデザインと、それを1つのブランド全般に適用することの概念的なギャップが埋まってきているのです。デザイナーは今や、1つのビジュアル的に強いロゴにフォーカスするのではなく、ロゴが1つのブランドの中で全般的にどのように機能するかを考えなくてはならなくなっているのです。 スウェーデンを拠点とするデザイン・スタジオBedowの上の例では、Hotel Kosterのロゴセットが、ホテルの3つの異なる側面を表現するために使われています。 出版社であるPenguinとRandom Houseの合併に伴い誕生したロゴセットは、また新しい例を見せてくれます。Pentagramのマイケル・ビアラットは、2社がこれまでに発行した250の刻印すべてに適応できる3行のロゴタイプを制作しました。 これは概念的な意味ではかなりユニークなケースですが、近い将来、ダイナミック・ロゴとロゴセットがより広く受け入れられる前兆と言えるかもしれません。最後にちょっとしたお楽しみです。スティーヴン・コルベアが『USA Today』の新しいダイナミック・ロゴを切り捨てる動画をご覧ください。 ダイナミック・ロゴとロゴセットの作品例はこちらから。 4.シンプルで飾り立てていないロゴ 今は、誠実であることがとても大切な時代です。顧客は企業に、同意・共感できるパーソナリティを求めています。クリエイティブなレスポンスも、現実的で手作り感のある、基本のシンプルなデザインの傾向が見られたとしても不思議ではありません。 上に挙げたBedowの2つの作品では、アナログな表現手法により人間味を感じることができ、企業と目と目を合わせているような気持にさせてくれます。 5.ワードマークにフォーカスをあてたロゴ ロゴは永久的に存在し、さらに新しい企業が生まれ、既存企業がリブランディングを行う度にその数を増やし続けています。このため、ビジュアルの刺激が嵐のように押し寄せ、顧客が伝統的なマークと個々の企業を結びつけることが難しくなりつつあります。 結果としてデザイナーは、ワードマーク(文字によるマーク、またはロゴタイプ)に、これまでよりもフォーカスを当てることになりそうです。ワードマークはそれだけで完結しており、独立し、ブランドの認知度を上げ、そしてこれから先の長い年月も自力で生き延びていく力を持っているのです。 6.小文字は引き続き健在 大文字のロゴは、いつの時代もマジョリティを占めてきました。時には、小文字の書体を含むロゴは、大文字だけのロゴに比べると知覚されにくいとすら言われます。これは小文字が持つ非形式的で遊び心のある性質のためかもしれません。 しかし最近、デザイナーは、フレンドリーでありながらプロフェッショナルであり得る小文字の活用方法を見つけ始めています。1つの有名な例がWalmartのリブランディングで、新しいタイトル・ロゴは、企業により親しみやすいイメージを与えることに成功しています。多くのデザイナーがこのトレンドを盛り上げています。上のデザイン・スタジオBuildやGhostの例をチェックしてみましょう。 7.カラーのスポット使いと印刷媒体への理解 デザインの世界がデジタル化を続ける中で、クライアントにオンラインでデザインを提出するための必要条件はどんどん少なくなっています。クライアントやコンペにオンラインでブランド・デザインを提出するのに、印刷機械や色彩理論についての知識も必要なければ、自分のパントン色見本帳を持つ必要もありません。ここ何年も、カラフルなグラデーションを使ったロゴを作るデジタル・デザイナーが多かったのはそのためでしょう。 しかし2015年現在、必要に迫られたロゴ・デザイナーが、再び印刷に関する知識を身につけるにつれ、その必要性が実感されつつあります。彼らは、印刷物のほうが、カラーのスポット使いはビジュアル的により強い場合も多いことや、プロセス・カラーよりもコストダウンにつながることに気づくことでしょう。結果として、今年はソリッド・カラー(ベタ)または、限られた色を用いた作品が多く見られると予測されます。 8.コンセプトの洗練化 ロゴデザインの制作はもはや、かつてのように特権階級だけの芸術領域ではなくなりました。一般的にロゴの制作が、多種多様なレベルの層に発注されるようになり、その結果としてGapやUCのリブランディングのケースのように、新しいロゴの使用が中止される事態に陥ることもしばしば出てきています。 そのため、特にコンセプトのレベルにおいて、ロゴが意味を成すことをデザイナーは求められ始めています。2015年は、シンプルで簡潔なコンセプトをもつロゴを多く目にすることになりそうです。 9.ステンシル体と不完全なデザイン ロゴの世界で、ステンシル体を再び流行させるきっかけになったものは何だったのでしょうか。そもそもこの書体の切り方は、ステンシルがバラバラになるのを防ぐためのものでした。しかしブランド製品において、これは実は問題ではなかったのです。 この技術的には実用的でないステンシルの書体が用いられるのは、恐らくその本質によるものでしょう。ステンシルは実用的であり、手軽で使いやすく、技術面でも印刷向きです。この性質は、ロゴ・デザイナーとして心に留めておくべきものでしょう。ステンシル書体が、これらの性質を魔法のように引き出す効果的な表現手段であることを、デザイナーたちは認識しているようです。 10.機能しているものは、さらに活発に 予測の最後に確実に言えることは、2015年は、現在のデザインを築いている継続中のトレンドは、より盛り上がりを見せるだろうということです。クラシックなスタイルも、モダンなスタイル(ネガティブスペースを活用したものやヴィンテージスタイルのロゴ、フラットデザイン、そして最も大切なクリエイティビティが発揮されたもの!)も見られるでしょう。 この記事が気に入りましたか? 2016年のロゴデザインのトレンド予測はこちらから。

押さえておきたいユーザインターフェースのデザイントレンド7選

押さえておきたいユーザインターフェースのデザイントレンド7選

デザイン技術の中で、最も軽視されている要素が何か考えたことはありますか? その答えは、他でもないユーザインターフェースです。良くも悪くも、ユーザインターフェースは至る所にあります。例えばウェブサイトや携帯電話、テレビ、腕時計、飛行機や洗濯機にも存在しています。 Photograph: zastavki ユーザがいれば、そこには必ずインターフェースがあります。つまり、イライラしているユーザがいれば、そこには大抵ひどいユーザインターフェースがあるということです。 グラフィックデザイナーやウェブデザイナーの仕事は、見栄えの良いものを作ることだけではありません。実際に使いやすく、ユーザインターフェースから受けるストレスを最小限に抑えたデザインを考案する仕事です。言い換えれば、ユーザがウェブサイトやアプリをどのように使うかを考え、人々の暮らしを快適にするために最善を尽くす必要があるのです。 ユーザインターフェースは適切に数個のボタンやリンクを並べたものだと、いまだに思っているのなら、考えを改めましょう。99designsでトップレベルの収益を上げているプロジェクトの中には、ウェブやモバイルアプリ向けのユーザインターフェースデザインだけで成り立っているものもあります。ユーザインターフェースは芸術であり科学でもあり、この分野で成功を収めている企業はごくわずかです(Appleは、そのうちの1社です)。 では、ユーザインターフェースデザインの最新トレンドを紹介していきましょう。 1. ミニマリズム ユーザインターフェースは何年もの間、ゴテゴテしたデザインでしたが、ここにきて原点に戻る傾向があります。少なくともGoogleやMicrosoftといった一部の有名企業はそうです。光沢のあるアイコンは1色またはテキストベースのボタンに変わり、凝ったグラデーションはシンプルなソリッドカラーの配色に置き換えられています。 Websites: Windows 8 (top), Pinterest (bottom) 大半のユーザは、このようなスッキリとしたデザインを大歓迎しています。こうすることでインターフェースは分かりやすく、ユーザの意図する操作の妨げになりません。 使用時のポイント: ミニマルデザインが最も効果的なのは、ユーザが作成したコンテンツがメインになるウェブアプリです。うまくデザインすれば、ユーザクレームが来ることはまずないでしょう。ただし、「この手法はシンプル過ぎる」と感じるクライアントも多くいることを知っておいてください。プロジェクトの開始前には、クライアントの好みを確認しておくと良いでしょう。 2. スキュアモーフィズム スキュアモーフィックデザインのユーザインターフェースを最初に世に広めたのはAppleです。そして、その後を追うように他の企業も次々とこのスタイルを採用しました。このデザインの手法では基本的に、昔ながらの慣れ親しんだ物の外観や機能を再現し、インターフェースをより直感的に理解できるものにしています。デジタルコンテンツを木製の本棚やブックカバーで表現したデザインは、スキューモーフィズムの典型的な使用例です。 Website: iBooks このようなスキュアモーフィック性の高いデザインを良しとするか否かについては、ユーザインターフェースのコミュニティ内で意見が割れています。中には、「現実世界の物を再現すれば、それに伴う限界も必然的に再現されるので、ユーザエクスペリエンスに悪影響を及ぼす」と言う人もいます。一方、「スキュアモーフィックデザインには短所もあるが、親しみやすさや親近感などの長所もある」という意見もあります。 使用時のポイント: モバイルアプリのデザインにおいて、スキュアモーフィックデザインは人気が高く、コミュニティでも広く受け入れられています。タッチスクリーンというデバイスの性質上、現実世界の物に触れているような感覚を得られることが理由の1つでしょう。一方、ウェブ上のアプリやプロジェクトにおいては、一般的にスキュアモーフィックデザインはあまり良い選択肢とは言えません。ただし、インターフェースを部分的に改良するために、このタイプの要素を使うことはあります。 3. レーザーフォーカス レーザーフォーカスタイプのユーザインターフェースでは、ウェブアプリを起動すると、必ず1つのタスクに視線がいきます。重要度が同じくらいのタスクが、複数表示されることはありません。この手法の一番の利点はシンプルさで、ユーザは瞬時にアプリの目的と、何をすべきかを理解できます。 Websites: Google homepage (top), Air B’n’B (bottom) 使用時のポイント: レーザーフォーカスの手法は、前面に出したい主要機能が1つあるウェブアプリやウェブプロジェクトにおいて特に有効です。この手法は、主に検索機能やブラウズ機能に使われますが、使用する際はクライアントに相談しておいた方が良いでしょう。 4. コンテクスト・センシティブ・ナビゲーション コンテクスト・センシティブ・ナビゲーションは、動的なユーザインターフェースと共に人気が出たもので、スッキリとしたデザインを実現するには最適の手法です。基本的に考慮すべき点は、画面に常時表示するナビゲーション要素と、特定の状態(アクション)時だけ表示する要素をどれにするか決めることだけです。 Website: Pinterest 例えばPinterestでは、ピンにカーソルを当てた時のみ、画像の上にアクションボタンが表示されます。Gmailでも同様に、ユーザがメッセージを選択した時のみ、アクションボタンが表示されます。こうすることで、アプリを実際よりもずっとシンプルに見せています。 使用時のポイント: コンテクスト・センシティブ・ナビゲーションは、ほぼすべてのプロジェクトに使用できます。ただし、リンクにマウスをかざしたり、アイテムを選択したり、ユーザが特定のアクションをするまで隠しておくボタンやガジェットは慎重に選びましょう。 5. 折りたたみ式コンテンツ こちらもユーザインターフェースをスッキリ見せるには最適な方法です。優先度の低いオプションやウィジェットを非表示にして、ユーザがあるリンクを選択した際に、それらを展開表示するようにします。 Websites: Google plus (top), 99designs…

2033年、グラフィックデザインはこんな風になっている

2033年、グラフィックデザインはこんな風になっている

未来に対して準備はできていますか? グラフィックデザインの世界はとても面白いもので、テクノロジーや社会の変化という更に広大な世界に対してスポンジのようにも鏡のようにも働きます。その変化の速度は本当に気が遠くなるほどです。私たちはあまりにも最新の流行やトレンドに捉われていますが、ここで一旦立ち止まり、長い目で見て、グラフィックデザインが5年、10年後と言わず、20年後にどんな風になっているかを考えてみたいと思います。 以下は、2033年のグラフィックデザインを展望した99designsの非公式予測です。そこまでショッキングな内容ではありませんが、13の項目に分けて今後の展望を見ていきましょう。 1.フラットデザインは極めて軽いものに取って代わられる Microsoft Surfaceのサイト(左)はフラットデザインを採用していますが、2033年には視覚に訴えるものは完全に捨て去られているでしょう(右画像:Christophe Verdier作) “フラットデザイン”とは近頃よく聞かれる流行語で、階調や影といった3次元的要素を一切使わない、のっぺりした完全に2次元的ウェブデザインのことを言います。 2033年までには、これすらもダサくてイライラさせられるものと見なされる運命にあるのです。ユーザーの立場で使用経験を積んだデザイナーは、平凡な視覚的形状よりも更に洗練されたものを生み出すことが求められています。そのうちに、視覚要素を一切排除した“空気のようなデザイン”が現れるでしょう。ユーザーは視覚的要素の代わりに聴覚的トーンや、触覚的シグナル、また第4次元(つまり時間の次元)を用いてウェブサイトを利用するため、これまでのように目を酷使することもなくなります。 2. ビンテージがロゴデザインにおいて新たな意味を帯びてくる 現在ではLa Carbonera Designの作品(左)のような1960年代のデザインがレトロでクールですが、2033年までに、15世紀風のデザインが参入してくるでしょう(右写真:Penn Provenance Project作) ビンテージ風ロゴデザインは、1960年代の幸福に満ちた消費者運動や、19世紀後半の端がぎざぎざになった、開拓者を描いた粋な切手の図案からアイデアを得ていて、最近の大流行です。 しかしそのうち“近い過去”はその目新しさを失い、ロゴデザイナーはビンテージ風を更新する道を見つけざるを得なくなります。唯一の道は更にさかのぼることなので、次は中世を思わせるカッコいいデザイン(封建時代の家紋、王家の紋章、装飾的な渦巻き模様)が続々登場するのを期待しましょう。そこまでいくと、象形文字の流行も遠い未来ではありません。 3.画像を一面に貼りつけるスタイルによってテキストが不要になる Pinterestのように画像を一面に貼りつけたスタイルのサイトが人気を集めていますが、2033年までに、テキストはまったく不要になるでしょう(guyfromscotland作のエモーティコン) 画像共有サイトPinterestが今年(2013年)大ヒットしたため、レンガのようにページ一面を画像で埋め尽くすようなスタイルがウェブサイトのデザインに広がってきました。 Pinterestが明らかにしたことがあるとすれば、それは言葉が余計だということです。言語を共有しないグローバルコミュニティにあっては、言葉はいささか好ましくないとさえ言えます。むしろ必要なのは、画像とハイパーリンク、そして世界中で通用するエモーティコン(顔文字、絵文字)かもしれません。2033年までに、脱言語社会が隆盛を極めるでしょう。「ショーヴェ洞窟」(人類最古の洞窟壁画で知られる)のデジタル版へようこそ、というわけです。 4. レスポンシブデザインはますますレスポンシブになる 現在、レスポンシブデザインはあらゆる画面サイズに対応しています(左画像:John Polacek作)が、2033年までに、ユーザーの心の状態も考慮に入れるようになるでしょう(右画像:JLM Photography作)。 デスクトップ、タブレット端末、モバイルフォンを問わず、使っている画面のサイズや形に応じてレイアウトを自動的に調整する“レスポンシブデザイン”。これ以上に、現在ウェブデザイナーの優先度の高いものはそうはありません。 さあ未来はどうなるでしょう。私たちは機械ではありません。身体があり、血が流れ、感情を備えた人間です。2033年までに、ソフトの開発者はこれを踏まえ、更なる次元まで“レスポンシブ”になり、画面サイズだけでなく、見る人の個性や気分に合わせたサイトを生み出すでしょう。ユーザーはイライラしていますか? そんな人を鎮めるために涼やかなブルーの背景にしてくれます。「Siri、私たちの感情を抑えて」なんてことも可能になるかもしれません。 5.活字書体の使い分けの完全な終焉 テキストの固まりは1種類の退屈な書体に固執する必要があると誰が決めたのでしょう? 2033年までに、読者は毎回、書体が変わることを喜んで受け入れるでしょう(左画像:dabblelicious作、右画像:Kitchen Sink Studios作)。 最近、様々な種類の書体を使って、わざと似ていないもの同士を並べて、閲覧者の関心を引こうとするデザインワークが増えています。 これは大成功しているように見えるので、更に広く、タイポグラフィの世界を根本的に変えるアプローチが生まれることを期待してやみません。例えば書籍です。何世紀もの間、私たちは1ページに1種類ないし2種類の書体を使う、悲しいくらい味気ないしきたりに耐えてこなければなりませんでした。もうそんなのはうんざり! 2033年には、どのページのどの単語も、異なる書体をまとうことができるようになり、幸せな寄せ集めのハーモニーを奏でているでしょう。 6.映画ポスターのデザインはラジカルなミニマリスムを謳歌する 右のポスター(Pedro Vidotto作)のような2033年の超ミニマルなポスターデザインと比べると、90年代中頃の映画『タイタニック』のポスター(左)は、圧倒的に濃密に見えるでしょう。 商業映画のポスターは繊細とは程遠いものになりがちです。遊び感覚のグラフィックデザインの世界では、物語をたった一つのアイコン的要素に要約し、ぽつんとそこに置くような超超ミニマルな美学を持つアーティストが続出しています。 かつてないほど進化したサラウンドサウンドや3D技術により、映画がますます超刺激的になるにつれ、ポスターが対極の軌道を辿るのは当然のことです。人々は視覚的ノイズをやたらと浴びる一方なのですから! 2033年までには、今日のいわゆる“ミニマル”なポスターすらもかなり雑然として見えるようになるでしょう。2033年のポスターは、青がかった灰色の際立つ影のみが描かれているような、非常にシンプルなものとなるでしょう。宣伝する映画から受ける刺激を前もって軽減してくれるのです。 7.インフォグラフィックは更にジョージ・オーウェル風の趣を呈してくる インフォグラフィックデザイナーのニコラス・フェルトンの年次レポート『フェルトロン・レポート』(左)は、2033年のオーウェル風情報世界を先取りしているでしょう(右画像:jk5854作)。 “インフォグラフィック”という言葉はデザイナーの辞書に永久に加えられることとなりました。それは情報を提示する際の洗練された効果的な新手法です。 しかし企業や研究機関だけがそれらを利用するわけではありません。ニコラス・フェルトンというデザイナーは人間関係から食事習慣まで、自身の生活の隅々まで詳細に記したインフォグラフィック『フェルトロン・レポート』を毎年出しています。2033年までには、一般市民もこのようなレポートを作成することができるようになり、政府機関の記録管理に多大な恵みをもたらすでしょう。実際、警官に交通違反で車を脇に停めさせられたら、「免許証と登録証」ではなく「フェイスブックとフェルトロンを見せて」と言われるようになるかもしれません。 8. GIFが全盛を極める 2033年までに、ささやかなGIFアニメが広告手段のデフォルトとなるでしょう(sassacats作の.gif)。 GIFは人を惹きつけてやみません。洗練されたシネマグラフ広告も、ただの宙返りしている猫のビデオであっても、見始めると釘づけになってしまうのです。 とはいえ今日のGIFはビジュアル文化においてまだまだマイナーな地位にいます。しかし2033年までには状況は一変しているでしょう。GIFが掲示板広告やフィジカルコメディの主流になるだけでなく、まっとうなアート形式としての地位を確立し、アカデミー賞の部門にまでなっているはずです。ニューヨークのタイムズスクエアを訪れる人は、気が付くと宙返りする子猫のビデオに囲まれているでしょう。 9.タイポグラフィはやがて自ら疲弊していく 数多くの書体が登場してくるので、タイポグラファーは自らの作品を目立たせるために、上のOded Ezer作の画像のように、異様なデザインをますます生み出す必要が出てくるでしょう。 近頃、手軽に買えて使うのも容易な組版ソフトによって、驚くべき速度で新たな書体が生まれています。正確な数は分かりませんが、半ば経験から推測するに、毎日数個は生まれていると思われます。 実際、既に見分けるのが難しい書体も出てきています。それらはインレット(クロスバーがステムに接して入江状となっている部分)や、セリフ(ストロークの端に加えた短い線やトメ、ハネ)の長さ、l(エル)の高さなどにごくわずかな違いがあるだけなのです。2033年までにタイポグラファーは、高校のプロムデートさながら無様に足を踏んづけ合うようになります。風変わりに曲がりくねったスタイルの書体を追求する人もいるでしょうが、多くは共食いの訴訟沙汰に突入し、やがてタイポグラフィ大国のスイスという国を破産させてしまうでしょう。そしてヨーロッパの地政学的地位の思いもよらぬ転換で、リヒテンシュタインのような小国によって、わずかな金額で買い取られてしまうかもしれません。 10.周知のロゴを再デザインすることが苛立たしいほど不可能になる…

2014年 ウェブデザインのトレンド トップ10

2014年 ウェブデザインのトレンド トップ10

昨年は多くの新しいアイデアが生まれ、ウェブデザイナーにとって有意義な年でした。あるものは消え、あるものは成功して今後も影響を与え続けることになりました。 2013年に大ヒットしたトレンドは2014年には目新しさを失い、その一方で世界中のデザイナーが新しいトレンドに磨きをかけ続けるでしょう。 では、2014年はどんなウェブデザインのトレンドが待っているのでしょうか? これからそれを紹介します。ご意見を、ぜひコメントに残してください。 1.フラットデザインの繁栄 — Website: wistia.com フラットデザインなど一時的な流行に過ぎなかった思うなら、それは間違いです。フラットデザインは強力なミニマリストデザインです。デザインをシンプル、クリーン、現代的に保つ、ということです。これらは、ほとんどのクライアントからいつも聞かされる言葉です。 皆がフラットデザインを使う理由は、それに意味があるからです。無駄を削り、空白を有効利用し、全体として優れたユーザ体験を提供します。デザイナーは多くを使わずに大きな成果を達成することを余儀なくされ、フラットデザインは2014年の第1のトレンドになると私は考えます。 2.レスポンシブデザインは必須 — Website: KasraDesign これは、間違いなく標準になります。クライアントは応答型デザインを要求し、開発者はコーディングに必要なものを学び、それを追求します。理由は単純に、「需要」です。スマートフォンやタブレットが飛ぶように売れている今、マーケティングの可能性は巨大です。あなたのクライアントが零細事業のオーナーであったとしても、他社のサイトで応答型の動作を目にすれば、このデザインを話題にするでしょう。 3.ウェブサイトの画質が向上 — Website: Portraits 長年、デザイナー達は優れた画像を追求してきましたが、クライアント側では必ず問題が生じてきました。2014年には、より高品質で創造的でユニークな画像が手に入ります。その理由は、手ごろな価格にローディング速度の高速化、そしてどこからでも高画質の画像にアクセスできることです。 4.視差効果ウェブサイトの人気 — Website: Hot Dog 遠い昔、960画素ウェブサイトの時代には、IE6で効果的に機能しなければなりませんでした。インパクトと効果的な文言がすべてでした。視差効果デザインはそれを、スクローリングの効果、パワフルな画像、力強く創造的なタイポグラフィで実現します。2014年には、特に有名ブランドが視差効果デザインを多用するようになるでしょう。 5. インフォグラフィックスは、やはり最良のデータ表現方法 — Website: Gabriel Gianordoli インフォグラフィックスは小さなスペースに多くの情報が入り、人目を引きますが、低コストです。事業主がインフォグラフィックスを依頼する理由はそこにあります。エンドユーザがこれを好む理由は、インフォグラフィックスにはそれぞれ独自の個性があるからです。タイポグラフィや大胆な色づかいと形の組み合わせなど、少し風変わりで見る人の興味を引きます。 真面目に取り組むクリエイターなら必ず、正確な事実と数値を元にストーリーを作り上げます。視聴する人は子供時代の漫画の世界に入り込み、見ているだけで楽しめるかも知れません。でも、実はそのとき人はたくさんの情報を吸収しており、そして、人は情報が大好きなのです。インフォグラフィックスは大量のデータを伝えるための非常に効果的な方法であり、2014年には間違いなく、ますます多用されるようになるでしょう。 6.タイポグラフィが主役 — Website: Crop The Block さよならGeorgia、さよならTimes New Roman、さよならHelvetica。2014年にようこそ。タイポグラフィに真面目に取り組むときが来ました。これまでも真面目に扱われていましたが、今ではタイポグラフィは主流になりました。人々は雪崩のように押し寄せるモバイルアプリケーションの中を泳ぎながら、ありとあらゆる素晴らしいタイポグラフィを見せつけられ、それが大きな要因となってフォントの使われ方への期待が高まっています。 高品質なフォントが手ごろな価格で入手できるようになり、もうArialでは不十分です。ユーザは相変わらずのHelvetiaを見ると何かが足りないと感じるようになり、事業主はフォントファミリー全体に高い料金を支払わなくなっています。 7.ウェブサイトはコンテンツを重視して単純化 — Website: The New York Times ニューヨーク・タイムズは最近、ウェブサイトのデザインを一新しました。このデザインは、そのシンプルでクリーンな手法によって最新のトレンドの多くを語っています。新しい手法ではありませんが合理的な次のステップとして、ますます多くのウェブサイト、特に「重い」コンテンツのサイトがこの例に倣うでしょう。余計な飾りを取り払えば実質のコンテンツが輝いて見え、デザインが脚光を浴びようとするのではなく、本来の役目を果たすようになります。 8.ショートプレゼン動画の再来 — Website: Goldee…

最新のデザインコンペ

デザイナーとしてステップアップできるお仕事をご用意しています。