新聞折り込みやポスティングなど、チラシの配り方はさまざまです。しかしその成約率は一般的にそう高くないといわれています。本来チラシの最終目的としては、お客様に商品やサービスを買ってもらうことです。そうであるはずのチラシが成約に繋がりにくいといわれているのは、ターゲットの購買欲を駆り立たせるチラシデザインになっているかどうか、という点が大きく関わっているのではないかと考えられています。

迷ったらシンプルなデザインを参考にする

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チラシデザインを作るとき、つい写真や文字などの情報をどこに配置して、どのくらいの大きさにすればいいのかと考えすぎて迷ってしまうことはありませんか?そんなときはシンプルなデザインでまとめられたチラシやポスターなどを参考にするといいでしょう。

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チラシデザインはなにより「わかりやすさ」と「見やすさ」を重視するので、情報をスッキリとまとめることがとても大切なのです。掲載する情報と内容をまとめ、分類して区別し、画像は同じ大きさにして文章は左揃えにするなどの一定のルールに従ってレイアウトすることで、スッキリとしたわかりやすい紙面デザインに仕上げることができます。

フォントは読みやすい明朝体を選ぶ

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チラシデザインをするにあたって、悩みがちなポイントの一つがフォント選びではないでしょうか?日に日に新しいフォントが増えていき、種類が多いのでどれを使えばいいのかがわからなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。実は目立つものや読みやすいもの、紙面用に適したものやWEBに適したもの、あるいは高級感や安価なイメージなど、目的によってある程度使いやすいフォントのタイプは決まっているのです。

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例えば新聞や本に昔からよく使われているのは読みやすいとされている明朝体です。しかしWEBに乗せる文章の場合はゴシック体が読みやすいといわれているため、インターネットで明朝体が使われているのを見る機会は少ないかもしれません。

また、キャッチコピーなどは紙面であっても目立たせたい文字ならばゴシック体を使うことが多く、一方で高級感を出したいのなら明朝体を使います。チラシは紙面に印刷するので、明朝体の方が比較的読まれやすく、読んだ人が内容を把握しやすいと言われています。デザインによって見る人に与えたい印象によってフォントを使い分けられるようにしたいですね。

読み手の目の動きを想像する

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当たり前ですが、チラシには読む人にとってお得な情報を掲載しています。そのため、読む人の目線の流れに沿ったデザインを作ることはとても大切です。人が何かを読むとき、その人が気になる情報にまず目が行くのですが、何も意識しない場合の目線には決まった流れがあります。大きいものから小さいものに、左から右に、上から下にと目線は流れていきます。文字情報なら、横書きの場合は左上から右下に、縦書きの場合は右上から左下に自然と流れていくのです。

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チラシは特に意識しないで眺めていることが多いので、目立たせたい情報を大きくするなどして、この無意識の目線の流れのいいポイントに目に止まるような情報を載せることができれば集客率、成約率は格段に高まるはずです。

文字装飾は最小限がおしゃれ

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時にむやみに文字に影をつけたり、斜めにしたり、下線を引いたり、またカラフルな色をつけるなどして、形を変えようとする人がいます。しかし特に理由もなくそういった装飾の施しをしてしまっては、スマートではありません。文字は読ませるもの、読む人の目や脳に情報をインプットさせるための大切なツールなので、もっともシンプルな状態が一番頭に入りやすいのです。作る人が面白がってさまざまな装飾を入れるのではなく、読む人の気持ちになって、もっとも見やすい状態にしてあげるのがプロのデザイナーです。また、装飾を必要最小限に抑えることで、見た目もシンプルでスマート、かつオシャレに見えるのです。

チラシに掲載してある商品やサービスを買ってもらうための第一歩として、まずはユーザーに読んでもらえるようなデザイン、紙面作りになっていることが第一条件です。複雑に考えずに基本的なコツを抑えて、一定のルールに従ってデザインしていけば、思っていた以上の成果を得られる可能性が高まります。