成約率2倍を目指すチラシを作るために押さえておきたいコツ

shunichi shiga

新聞折り込みやポスティングなど、チラシの配り方はさまざまです。しかしその成約率は一般的にそう高くないといわれています。本来チラシの最終目的としては、お客様に商品やサービスを買ってもらうことです。そうであるはずのチラシが成約に繋がりにくいといわれているのは、ターゲットの購買欲を駆り立たせるチラシデザインになっているかどうか、という点が大きく関わっているのではないかと考えられています。

迷ったらシンプルなデザインを参考にする

flyer_02_001

チラシデザインを作るとき、つい写真や文字などの情報をどこに配置して、どのくらいの大きさにすればいいのかと考えすぎて迷ってしまうことはありませんか?そんなときはシンプルなデザインでまとめられたチラシやポスターなどを参考にするといいでしょう。

flyer_02_002

チラシデザインはなにより「わかりやすさ」と「見やすさ」を重視するので、情報をスッキリとまとめることがとても大切なのです。掲載する情報と内容をまとめ、分類して区別し、画像は同じ大きさにして文章は左揃えにするなどの一定のルールに従ってレイアウトすることで、スッキリとしたわかりやすい紙面デザインに仕上げることができます。

フォントは読みやすい明朝体を選ぶ

flyer_02_003

チラシデザインをするにあたって、悩みがちなポイントの一つがフォント選びではないでしょうか?日に日に新しいフォントが増えていき、種類が多いのでどれを使えばいいのかがわからなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。実は目立つものや読みやすいもの、紙面用に適したものやWEBに適したもの、あるいは高級感や安価なイメージなど、目的によってある程度使いやすいフォントのタイプは決まっているのです。

flyer_02_004

例えば新聞や本に昔からよく使われているのは読みやすいとされている明朝体です。しかしWEBに乗せる文章の場合はゴシック体が読みやすいといわれているため、インターネットで明朝体が使われているのを見る機会は少ないかもしれません。

また、キャッチコピーなどは紙面であっても目立たせたい文字ならばゴシック体を使うことが多く、一方で高級感を出したいのなら明朝体を使います。チラシは紙面に印刷するので、明朝体の方が比較的読まれやすく、読んだ人が内容を把握しやすいと言われています。デザインによって見る人に与えたい印象によってフォントを使い分けられるようにしたいですね。

読み手の目の動きを想像する

flyer_02_005

当たり前ですが、チラシには読む人にとってお得な情報を掲載しています。そのため、読む人の目線の流れに沿ったデザインを作ることはとても大切です。人が何かを読むとき、その人が気になる情報にまず目が行くのですが、何も意識しない場合の目線には決まった流れがあります。大きいものから小さいものに、左から右に、上から下にと目線は流れていきます。文字情報なら、横書きの場合は左上から右下に、縦書きの場合は右上から左下に自然と流れていくのです。

flyer_02_006

チラシは特に意識しないで眺めていることが多いので、目立たせたい情報を大きくするなどして、この無意識の目線の流れのいいポイントに目に止まるような情報を載せることができれば集客率、成約率は格段に高まるはずです。

文字装飾は最小限がおしゃれ

flyer_02_007

時にむやみに文字に影をつけたり、斜めにしたり、下線を引いたり、またカラフルな色をつけるなどして、形を変えようとする人がいます。しかし特に理由もなくそういった装飾の施しをしてしまっては、スマートではありません。文字は読ませるもの、読む人の目や脳に情報をインプットさせるための大切なツールなので、もっともシンプルな状態が一番頭に入りやすいのです。作る人が面白がってさまざまな装飾を入れるのではなく、読む人の気持ちになって、もっとも見やすい状態にしてあげるのがプロのデザイナーです。また、装飾を必要最小限に抑えることで、見た目もシンプルでスマート、かつオシャレに見えるのです。

チラシに掲載してある商品やサービスを買ってもらうための第一歩として、まずはユーザーに読んでもらえるようなデザイン、紙面作りになっていることが第一条件です。複雑に考えずに基本的なコツを抑えて、一定のルールに従ってデザインしていけば、思っていた以上の成果を得られる可能性が高まります。

関連記事

シンプルデザインの名刺を作成する具体的なテクニック

シンプルデザインの名刺を作成する具体的なテクニック

世の中にはさまざまな名刺がありますが、カラフルな色の入った名刺よりも「シンプルなデザインの名刺の方が良い」という方も多いのではないでしょうか。 名前や住所や電話番号など、必要な情報はしっかりと載せることができるので、名刺としての機能も十分に果たすことができます。シンプルな名刺は、文字がきちんと浮き上がるので、渡した相手に対しても、しっかりと自分を伝えることができます。 名刺作成においてシンプルとは何か? シンプルな名刺とは、必要最低限の情報のみが入っている名刺といえます。名刺には名前や住所などさまざまな情報を載せますが、情報が多いほど枠の中に収まらなくなり、どの情報を伝えたいのか分からなくなってしまいます。 そんな時、背景色など考えずに、まず伝えるべき要素を文字だけで配置しまましょう。名前は、住所、メールアドレスなど、最も重要なことを先に決めてしまうことがシンプルな名刺を作成するうえで大切です。一方、シンプルすぎてしまった場合で気になる方は、薄い背景色を後から追加すれば良いのです。 自分が思うシンプルをアウトプットする シンプルな名刺を、実際に考えてみましょう。どのような名刺をイメージしますか?背景色が白で黒い文字が書かれているものが頭の中に浮かんでくる方もいるのではないでしょうか。 そこに会社のロゴを加えてください。ロゴを1つ入れるだけで、名刺のイメージは大きく変わります。ロゴがないという方は、自分の仕事を象徴する絵柄、連想させるイラストなどを取り入れてみましょう。名刺を見るだけで、あなたが何をやっているのか分かる絵柄だと尚良しです。ロゴや絵柄を取り入れることは、シンプルでありながらも、相手に覚えてもらえる可能性の高い名刺になります。 シンプルデザインの名刺を考える では、頭に思い浮かんだイメージを、実際に業者に発注をする際にはどうしたらいいでしょう?その場合は、さらに情報を選定して具体的にします。業者にどのようなことに伝えれば、自分の望む名刺が作成してもらえるのかを検討しなければなりません。 つまり、情報を「どこに」「どう」配置するのかを決める必要があります。文字1つとってみても、名前や住所などさまざまな文字要素が入っています。何を優先してどこにどう配置・表現するのかを決めなければなりません。また、位置だけでなく、どれくらいのサイズにするのかを忘れてはいけません。 例えば、名前は一番大きく強調し、住所は小さいサイズの文字にするのか、それとも名前も住所も同じサイズの文字にするのかなど……考えることはたくさんあります。文字サイズによって、印象は大きく変わりますので、他のものを参考にしてしっかりと決定していきましょう。 シンプルな名刺を作成するための発注のコツ シンプルな名刺を作成するのが得意な業者がいるので、インターネットで調べてみてください。文字が特徴的で、色のデザインも見たことがないような名刺制作が得意な業者もいるでしょう。そのような業者は、シンプルなデザインが苦手な場合もあるので、得意分野を調べたり、実際に相談して選定しましょう。 シンプルな名刺は、場所を選ばずさまざまな場面で利用することができます。背景色が白のものを選択すれば、清潔感もあり好印象を与えることができます。絵柄や背景色を取り入れることが、必ずしも良いというわけではありません。初めて作る方、悩んでしまった方は、シンプルなデザインを検討してみてはいかがでしょうか。

シンプルでありながら、メッセージが伝わるチラシのデザイン例

シンプルでありながら、メッセージが伝わるチラシのデザイン例

一般的にチラシの反響件数は約10,000部に1件といわれています。一見すると反響はシビアな印象がありますが、繰り返しチラシを配ることで情報を刷り込んでいくことも大切な役割のひとつになります。よって諦めずに何度も情報を伝えていくことが重要となります。反響を高めるにはより伝わりやすいメッセージが重要になってくるため、どのような表現方法があるのかを確認していきましょう。 チラシ業界において基本的なシンプルデザイン案 チラシは見る側の目に入った瞬間が勝負になります。街頭で手渡された時、ポストに入っていた時、新聞等に織り込まれていた時、目にする場面は様々ですが、見る側は一瞬で自分にとって必要な情報かそうでないかを判断します。その瞬間に賭けるなら、スーパーの安売りチラシのようなものを除けば、シンプルで目に止まりやすいデザインの方が適しています。 例えば、写真を大きく配置したり、空白を贅沢に使うことも目を引く有効な手段です。大切なのは一瞬で情報やメリットが伝わりやすい設計になっていることです。上手に写真や文章を構成し、少しでも多くの反響を得られるようにしましょう。 無料でチラシを作成しよう! なるべくお金をかけずにチラシを作りたい、そう考えている人は多いのではないでしょうか。Adobe社のイラストレーターやフォトショップはデザイン制作の鉄板ツールですが、高額なため、なかなか手が出せない人も多いはず。現在では、利用お試し期間が設けられていたり、月額利用サービスも展開しているので、ハードルは下がったものの、可能であれば無料ソフトで代替したい人もいるのではないでしょうか。 高級なツールを使用しなくとも、フリーソフトを使えば無料でチラシを作成することができます。例えば、ベクタ形式のドローソフトでは、Inkscape(インクスケープ)はデザインを作成する上で必要になってくる機能が取りそろえられており、世界的に有名なフリーソフトです。 また、オープンソースで開発されているGIMP(ギンプ)は、画像を編集するには十分な機能が用意されています。操作性に優れており、直感的に利用することができるため、オススメのツールです。 このようなフリーソフトは数多く存在しているので、自分に合っているソフトを見つけてみてはいかがでしょうか。 強調すべきテキストの選択を行う 同じフォント、同じ大きさの文字をただ羅列するだけではなくフォントを変えたり、大きさを変えることで、チラシ1枚でも動きを表現することができます。文字のジャンプ率(文字の大きさの差)をあげることで躍動感がうまれ、視線を向けてもらいやすくなります。上手に視線を誘導できれば、伝えたい情報をスマートに見る側に伝えることができます。 また、フォントの選択次第で、イメージを強調しやすくなり、細身な書体は、繊細さ・女性らしさ・品格のある雰囲気を演出することができます。カッチリした太めの書体では、安定感・堅実さ・力強さ等を表現できやすくなるので、フォントが与える印象はさまざまです。どのような雰囲気や情報を強調したいのかに合わせて、的確なものを選定していきましょう。 問い合わせなどの細部を決定する。 チラシ制作において、お問合せ情報は重要な要素だといわれています。お問合せ情報が不足することで、ウェブ検索へ誘導するようなチラシは、受け取り側にとって不親切な設計と捉えられてしまうかもしれません。最低限としてあったほうがいい情報は、店名や団体名、電話番号です。そのほかに載せておきたい情報として、住所、地図、サイトURL、営業時間などが挙げられます。どこまで載せるかはチラシを作成する前に検討しておきましょう。 お問合せ情報の細部を決定したら、間違いがないか必ず確認しましょう。念のため、電話番号は実際にダイヤルを回して番号が間違ってないかを確認することをオススメします。 身近なもので例えると、テレビのCMなども、繰り返し見ているうちに自然と内容を覚えているものです。必要になったときに思い出してもらえるというのは、反響を上げるための重要なポイントになります。 シンプルに表現することで、記憶に残りやすいデザインや、伝わりやすいメッセージは何かを良く考えて設計しましょう。

無駄のないシンプルなデザインでポスターを作成するためのコツ

無駄のないシンプルなデザインでポスターを作成するためのコツ

見る人に伝えたい情報を伝えてこそのポスター。情報を正確に伝えるためには、よりシンプルに仕上げる必要があります。「誰に」「何を」伝えたいのかによって、デザイン面をシンプルにするのか、配色面をシンプルにするのかを考え、伝えたい情報に沿って表現方法を変えていくことが大切です。伝える対象や内容を整理してからポスターの制作を進めていきましょう。 ポスターを制作する際のシンプルなデザインとは? ポスターに求められるのは視認性といわれています。駅の構内を歩いていた時にフッと目に入る、どこかのカフェでくつろいでいたときに目を奪われる、それだけでポスターは広告効果を期待できます。多くの装飾がほどこされた過剰なデザインより、必要な情報と不必要な情報をふるいにかけたシンプルなデザインの方が、アイキャッチに優れているのです。 では、ポスターにおいてシンプルなデザインとは何でしょうか。 ポスターは、雑誌やCM、チラシとは違い、情報を得るには物理的な距離があります。遠くから見てもどんな内容なのか、何を訴えたいのかが分かるようなデザインであることが好ましいでしょう。 制作する際は、ついパソコンの画面を食い入るように見てしまいがちですが、少し手を止めて画面から離れ、制作物を見てみるとまた違った印象を感じることもあります。印刷したものを壁などに貼り付け、離れて見てみても良いかもしれません。そのように少しでも実際にポスターが使われている状況を意識してみるだけで、何が必要な情報で、何を削ることができるのかを判断しやすくなるため、シンプルなポスター制作に役立ちます。   ポスターにメッセージ要素を加える ポスターは、メッセージ性の強い情報を伝えるということに秀でています。読ませるよりも見せる力が強いため、人の心に強い印象を残すような使い方としても選ばれる媒体です。 一枚絵でインパクトを出すため大胆な構図で目を引いたり、文字を極限まで減らし統一されたトーンで抽象的なデザインをほどこしたり、写真を背景と同化させ文字を目立たせるなど、手法はさまざまです。 ポスターにメッセージ要素を加えるには、伝えたいことのキーになる部分を見極め、大胆なほどにクローズアップさせることが重要になります。何を表現すれば意図が伝わるのか、一度考えてみるといいかもしれません。 デザインを無駄にしない配色のコツとは? デザインにとって色選びは大切なプロセスです。色が人に与える印象は大きいといわれています。 配色に統一性をもたせることで、ポスターのデザインにまとまりが生まれやすくなります。色選びは3色を基本とし、メインで使用したい色6割、メインと似ている色3割、差し色1割で構成するとキレイにまとめることができます。 「色」は学ぶとキリがないくらい奥深いものですが、簡単に色合いのテーマを決める方法もあります。情報を届けたい対象にマッチするような色を選ぶには、その対象に向けて販売しているものを参考にするのが一番手っ取り早いのです。 例えば、少し大人向けのチョコレートなどのお菓子は、高級感を演出するためネイビー・ゴールドの色を使用することが多いです。他にも、品のある女性をターゲットにした化粧品や基礎化粧品などは、ラベンダーのような薄紫やパステルカラーの薄水色など淡く清潔感がある色を使用することが多いそうです。よく髪は女の命とも言われていますが、おしゃれに気を使う女性に向けたシャンプーなどでは、発色のよい赤やピンクが多く使われます。誰に届けたい情報なのかを明確にし、配色を決める前に、クライアントのイメージしているものをしっかりすり合わせた上で、決めていきましょう。 ポスターを見る人をイメージする 広告での基本となりますが、まず誰に情報を届けたいのかを明確にする必要があります。どういったターゲットに向けて情報を発信したいのか、クライアントと擦り合わせておきましょう。 例えば、子供用のスクール生募集ポスターなら、ポップな配色をしつつもキレイに整頓された構成で真面目な部分を演出するデザイン。女性向けのフィットネス広告であれば、清潔感漂う白や水色などを使い、自分と重ね合わせられるような女性モデルを起用するのも一つの手です。実際にポスターを見る人をイメージし、何を伝えたいか考えることで、ポスターの方向性を決めましょう。 数多く存在するポスターの中から1つのポスターを目立たせ印象に残させることはなかなか難しいものです。今回ご紹介した3つのコツをしっかりと盛り込んで、ポスターを制作すれば、グッとその結果が表れやすくなるでしょう。インパクトばかりを重視するのではなく細部のデザインまでこだわれる繊細な努力もしていきましょう。

最新のデザインコンペ

デザイナーとしてステップアップできるお仕事をご用意しています。
0%