効果的なグラフィックデザインのための4つのチェックポイント

shunichi shiga
4つのチェックポイント

グラフィックデザイン制作するのであれば、より「効果的なデザイン」を目指したいところです。しかし「効果的なデザイン」とは言っても漠然としていて、どうしたらいいのか分からない人も多いことでしょう。そこで今回は、より効果的なグラフィックデザインを制作するためのヒントとなる、4つのポイントを具体的にご紹介していきます。

グラフィックの目的を正確に意識する

グラフィックの目的

まず、「グラフィックデザインの目的」を正確に意識するためには、グラフィックデザインとアートの違いについて考えることが重要です。グラフィックデザインとアートの違いはよく議論に挙げられますが、その2点の違いについて考えたことはありますでしょうか?

一般的に、グラフィックデザインとは「商業的な観点で情報・メッセージをわかりやすくビジュアライズさせた表現手段」のことを指し、アートは「美術・芸術を通した自己表現」を指すことが多いようです。このことから、広告・販促の現場で使われることが多いのは、グラフィックデザインの方だと分かりますね。

つまり、グラフィックデザインの目的とは、「グラフィックデザインによってどんなメッセージを伝えたいか?」ということです。効果的なグラフィックデザインを生み出すためには、何を伝えたいかを常に意識できているかが1つ目のチェックポイントとなります。 

さまざまな角度から視認性と可読性を意識する

視認性と可読性

効果的にグラフィックデザインを作るために意識したい2つ目のチェックポイントは、「視認性」と「可読性」です。視認性は一目見たときに情報を認識しやすいかということ、可読性は文章が読みやすいかということを指しています。

視認性を上げるためには、配色と配置の工夫が必要になります。例えば、「白地には黄と黒のどちらの文字を入れたら見やすいか?」などです。また、統一性なく文章や素材を配置したものよりも、きれいに並べられた方が見やすい作りであると言えるでしょう。

逆に、ある一点を目立たせる目的で、素材を散りばめるという方法もあります。統一性のなさが正確に計算されたものならば、視認性が高いデザインと言えます。

可読性を上げるためには、ストレスなく読めるかどうかを意識すると良いでしょう。新聞やレポートなど長い文章が必要な場合は、フォントはゴシック体よりも明朝体の方が文字色面積が少ないため、読みやすくなります。逆に、タイトルなどで目立たせたい場合は、ゴシック体の方が向いていますし、箇条書きなど短い文章の場合もゴシック体の方が読みやすいとされています。

このように視認性と可読性を意識することで、情報を伝えやすくなります。臨機応変にベストな素材を選択していきたいですね。

細かくアウトプットを検証する

アウトプットの検証

グラフィックデザインをしていく上でとても重要な「2つのアウトプット」も確認すべきチェックポイントとなります。

1つ目は、デザイン案を出し尽くすというアウトプット。依頼された内容を踏まえ、どんなデザインなら要望に応えることができるのかを考えます。多くのデザイン案があればあるほど、どのデザインがクライアントの目的に適しているのか、細かく検証することができます。

2つ目は、デザイン案を出力するという物理的なアウトプットです。出力されたものを壁に貼ってみたり、離れて見たりすることで、デザインを客観的に検証することができます。

アウトプットを重ねることで落ち着いてデザインに向き合うことができ、ミスを発見したりもっと良くできる部分が見えてきたりすることがあります。制作をしているとどうしても主観的になりがちですが、一歩離れることで客観的に捉えられるようになります。

このように、情報をきちんと伝えられるかどうか考える時間を作るためにも、細かいアウトプットはとても大切なのです。

データ不備の無い正確なデータを用意する

正確なデータ

効果的なグラフィックデザインのために意識したい最後のチェックすべきポイントは、正確なデータを用意するということです。一般的には、曖昧で不確かな情報よりも、正確で具体的な情報の方が、伝達するという視点で見れば望ましい形になります。

例えば、顧客満足度を数字化する際に「100%の人が満足した」と表記するよりも、「97.8%の人が満足した」と表記した方がよりリアリティを感じられますよね。データをしっかり収集した上で作られたグラフィックデザインなのだと印象づけられます。「これはリアルな情報なのだ」と認識させることは、効果的なグラフィックデザインの制作において効果的です。

効果的なグラフィック

効果的なグラフィックデザインの制作において押さえておきたい4つのチェックポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?グラフィックデザインの目的制作上の大切なポイントを意識していくことができれば、より良いデザイン制作に繋がっていくことでしょう。

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