思わず見て手に取ってしまうラベルをデザインするコツ

shunichi shiga
ラベルデザインのコツ

食品や飲料をはじめとして、いろいろな場面で活用されているラベル。そして、そのデザインを考えるのが、デザイナーの仕事の一つです。
私たちの身の回りには、多くのラベルがありますが、ラベルを見て商品を思わず手にとってみたくなった、という経験はありませんか?一人でも多くの人にそういった経験をさせるようなデザインを作り上げたい、と多くのデザイナーが思うことでしょう。そこで本記事では、思わず手にとってしまう、ラベルデザインのコツを4つのポイントでご紹介します。

ラベルが使われる「場所」を考える

場所を考える

まず、ラベルをデザインする上で考えておきたいのが、「場所」です。 あなたのデザインしたラベルはどこで使われるのでしょうか? おそらくラベルである以上、何か商品などに貼り付けられることでしょう。では、その商品はどこに陳列されるのでしょうか? 食品であればスーパーマーケットの店頭かもしれません。 飲料であれば自動販売機かもしれません。使われる場面を想定しその場所に見合ったデザインを考える事が、見た人を引き寄せるラベルデザインの第一歩です。

ターゲットを理解し、ペルソナをとらえる

せっかくデザインしたラベルですから、手にとって見てもらいたいですよね。

そのためには、ターゲットを理解し、明確に決めることが大切です。ラベルを貼る商品には、必ずターゲットが存在するでしょう。その商品を最も知ってほしい人、購入してほしい人はいったいどういう人なのでしょうか。

デザインを始める前に、まずはそのターゲットをしっかりと意識しましょう。ターゲットの性別や年齢、ライフスタイルなどのぺルソナをきちんと理解したうえでデザインに取り組んでみてください。

日本酒ラベルに見倣う文字デザイン

日本酒のデザイン

もう少し具体的に、手にとってもらうラベルデザイン作成のコツをご紹介しましょう。

それは、商品の特徴を文字で表現すること、です。文字で表現するというのは「文章で説明する」ということではなく、「文字の表現でどんな商品なのかを伝える」ということです。

ぜひ参考にしていただきたいラベルデザインの1つが「日本酒」です。日本酒のラベルの、特に文字デザインを意識してみてください。太く力強く書かれているものもあれば、細く繊細に書かれているもの、スッキリとシンプルに書かれているものなど、様々な文字デザインがあることに気づくのではないでしょうか。日本酒にはそれぞれの香りや味に違いがありますが、それぞれの特徴を、文字を使って表現しているラベルデザインは非常に参考になります。ラベルデザインを見ただけで、その日本酒が気になるようになり、思わず手にとってしまう人も多いのではないでしょうか。このように、文字のデザインはその商品のイメージに直結します。イメージにあった文字デザインを選択するようにしましょう。

貼り付ける対象物との一体感を持たせる

最後にご紹介するコツは、「一体感」を持たせることです。

ラベルは1つの単独な商品ではありません。あくまで貼り付ける対象物があって、その特徴を伝えることで、その商品のイメージを膨らませてもらうための「手段」です。

ですから、ラベルデザインにこだわる一方で、その対象物自体についても考えなければなりません。ラベルデザインが一人歩きして目立ってしまい、対象物の間違ったイメージを生んでしまっては本末転倒です。「一体感」を持たせるためにも、必ず対象物の特徴、ラベルの目的を意識するようにしましょう。

まとめ

以上、思わず手にとってしまうラベルデザインを作るポイントを4つご紹介しました。ラベルをアピールする場所や場面を想像し、与えたいイメージを明確にし、実際の商品との一体感を崩さないようにデザインをすることで、デザインとしての精度はあがるので、これらを考えてデザインをすることはオススメです。ここでご紹介した4つのポイントを的確におさえることができれば、少しでも多くの人の手にとってもらえるようなラベルデザインを作り上げられるでしょう。

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