ラベルの料金相場

基本的に販売されているどんな商品にもついているラベル。商品にラベルを付けることにより、それが一体どんなものなのかを伝えることができます。一般的に、ラベルのデザインが集客に大きな影響を与えると言われています。では、製作したいラベルの価格をどの程度にしたら注文が入り、利潤が出るのでしょうか。今回は、ラベルの費用対効果に焦点を当て、ラベルの料金相場について考えます。

ラベルの提案を集めるために考える料金バランス

ラベルそのものをデザインしてもらう場合と、ラベルに使用する1つのイラストをデザインしてもらう場合では難易度が大きく変化します。難易度が高いのに料金設定を低くしてしまっては「割に合わない」と判断されてしまい、提案が集まりにくくなってしまいます。ですから、難易度やデザインの複雑性などを考慮に入れた料金設定が大切です。
発注側が求めるデザインのクオリティ次第で料金設定可能な「99designs」では「シルバー」プランが最も人気のある料金設定となっており、53,099円となっています。この「シルバー」プランが価格の基準となるでしょう。「99designs」が厳選したトップデザイナーのみがデザイン案を出す最上位のプラン「プラチナ」は127,999円です。この金額はバランスが取れている金額なのでベースに検討するのが良いでしょう。しかし、せっかくバランスの取れた料金設定にしたとしても、具体的な仕事内容がわからなければデザイナーにとっては判断材料が少なく、やり応えのある仕事なのかどうかがわかりません。ですから、描いてほしいデザイン内容も明確にしましょう。

ラベルの料金バランス

ラベルに担がせる「テーマ」を明確に!

デザイナーは漠然と「デザインしてください」と依頼されても、何をどのようにデザインしたらよいのかわかりません。どんなデザインを求めているかを明確にし、デザイナーに依頼するようにしましょう。
例えば、食品保存用のジップパックを入れる外箱のデザインを依頼するとしましょう。これだけの情報でデザイナーに依頼することもできますが、より詳しくどんなデザインを作ってほしいのかを具体的に示します。一人暮らしの人をターゲットにしたデザインですか?それとも子供のいる家庭をターゲットにしたデザインでしょうか?前者であれば当たり障りがなく気軽に購入できるようなシンプルなデザイン、後者であれば、動物をイラスト化させ子供が気に入るようなデザインを考えるかもしれません。
このように付加的な情報を伝え、ラベルの「テーマ」を明確にすることにより、デザイナーが作詞すべきデザインのイメージを持ちやすいでしょう。

テーマ選定

注力してほしい部分を詳細に伝える

さらに、デザインするラベルの特にどこに注目してほしいのかということを知らせれば、デザイナーはさらにデザインしやすくなります。
先ほどの例で考えると、どんな動物をデザインしてほしいかということを伝えるのです。ニンジンのイラストとウサギのイラストを描いてほしいと伝えれば、デザイナーはより深い段階の「どんなウサギとニンジンのイラストにするのか」ということに集中することができるのです。
デザイナーに依頼するときには、できる限りデザイン内容を詳しく伝えるようにしましょう。そうすることで、きっとデザイナーにとっても作りやすくなり、依頼主とってもイメージに近い提案が増えるはずです。

要望の詳細化

修正に対する料金設定

何かを作るときに修正は起こりうるものです。一回で理想形が出てくれば良いのですが、実際はそんなにうまくはいかないです。予算を管理するため、希望のデザインを作ってもらうために、一つの手法として知られているのが二段階支払い法です。
これは、一度デザインしてもらったことに報酬を支払い、さらにそのデザインを加筆修正してもらった後に追加報酬を支払うというシステムです。その場合、あらかじめ二段階の支払いシステムがあることを明記しましょう。そうすることで、最初の報酬で良いデザインを作り上げることに集中してもらうことができ、さらに追加報酬というインセンティブによって、修正依頼を出した際にも、よりクライアントの目線に立ったデザインを行ってもらいやすくなるようです。
二段階で支払いを行うことで金額の管理もしやすくなり、当初の予算との調整もつけやすでしょう。

修正の料金設定

デザイナーにラベルのデザインを注文する際には、何をデザインしてほしいのか、どんな人を対象にしているのかを特に明確にしておきましょう。そうすることで、理想のデザインと近いものが出来上がってきます。修正を少なく、かつデザイナーのモチベーションを高く保つ、持つ力を余すことなく発揮してもらうなどデザインに対して本気で向かってもらうためのコントロールが必要です。二段階支払い法を活用すれば、より良いラベルデザインを想定内の金額で依頼することができることでしょう。