シンプルな暑中見舞い

暑中見舞いとは日頃お世話になっている方へ安否などを伺って送る挨拶文のことです。毎年、梅雨明け頃から立秋にかけて多くの暑中見舞いが配達されます。最近では、年賀状と同じくパソコンで作成される方が多く、ネット上でも数多くのデザイン例を参考にすることができます。そこで今回は親戚や友人、職場やお取引先などで幅広く利用でき、汎用性がある暑中見舞いのデザインをご紹介します。

配色などに注意してシンプルでキレイな仕上がりに!

暑中見舞いが季節の挨拶や安否を気遣うものなので、シンプルさを重要視している方も多いかと思います。こまごまとしたデザインや内容で書かれていたら、受け取った側はかえって見づらいと感じることもあります。そこで配色などに気を配りシンプルなデザインに仕上げれば、相手にハガキ一枚で涼しさを感じてもらえるのではないでしょうか。
たくさんのイラストがあると賑やかな印象をもたせますが、ここでは先に述べた通りシンプルさが重要です。また、挨拶文が脇役にならない程度にイラストも入れると、バランスが良くなり落ち着いて見えます。その際は、ハガキ全体の空間を考えて対極的に配置すると良いです。色は夏らしく全体的に青をベースとした爽やかなハガキにすれば、統一感がありキレイな仕上がりになります。

イラストは小さく描くことで涼しさを

イラストは小さく

暑中見舞いで良く用いられるイラストは金魚や風鈴、朝顔などが多いです。読み手にシンプルだと感じさせやすい方法の1つとして、小さくイラストを描くというものがあります。小さく描くことで文章が読みやすくなり、「相手を気遣う」という暑中見舞い本来の意味を際立たせることができます。また、これには特徴をとらえやすいという利点があります。先に述べた金魚や風鈴は夏の代名詞ということが連想でき、小さくすることで冷涼さを持たせることができます。

イラストは美しい彩色やアクセントを使いキレイに仕上げる

どんなイラストにも共通して言えることですが、キレイなイラストは美しい彩色によって生み出されます。一辺倒に統一しても美しいですが、それにアクセントを加えることで、一層美しいと感じられます。

彩色やアクセント

例えば、風鈴に描かれている金魚やスイカなどがあります。風鈴の絵に描かれている金魚は泳いでいる様子を描いているので、全体的に水色で金魚の色は赤にするというアクセントの付け方があります。同様にスイカも緑と赤を主体としておりツートンカラーの印象的なイラストに仕上げることができます。

読み手を考え、文章とイラストの配置を整理する

文章とイラストの割合や、その配置は最も気を使うところで、これにより暑中見舞いの印象が決まるといっても過言ではないです。暑中見舞いに用いるイラストを「背景」として用いるか、それとも「絵」として用いるかによっても変わってきますので、まずは配置の前にイラストをどのように扱うかを決めます。前者の場合には、極力薄めに描いたイラストをハガキ全体に伸ばすことができ、対して後者の場合、「絵」によって文章を際立たせる必要があります。そのためイラストはハガキ全体の4分の1程度に収めておくとシンプルになり、配置はイラストの種類によっても異なります。例えば風鈴の場合、左上にイラストを描くのが最適だといわれています。

イラストの配置

なぜなら、風鈴のように吊るすものであれば下に持ってくるのは不自然となり、そのため必然的に上部に描きバランスを取ります。また、縦書きの場合、文章が右詰めになりますのでイラストは左側に配置してあげますと見栄え良く仕上がります。


最初にお伝えしましたが、暑中見舞いのデザインはひと目で冷涼感を与える「シンプル」さが重要となってきます。参考例にあったように、シンプルで見やすいデザインの方がより人の心を惹きつけやすく、暑中見舞いに欠かすことのできない気遣いを伝えることができます。
このようにシンプルでわかりやすいデザインにすることにより、どんな方にでも利用できる汎用性のある暑中見舞いを作ることができます。