pamph_02_001

街で見かけたり、イベントで配られたり、世の中には実に多くのパンフレットがあふれています。
ほとんどは中身を読んでもらえる事さえなく捨てられてしまう運命にあると言っても過言ではないと思いますが、そこを何とかデザインの力で振り向かせる事はできないでしょうか。

ここでは、オシャレ、かっこいい、クールなどのイメージを与えるパンフレットについてご説明します。

クールなデザインが似合う内容は?

いくらオシャレなパンフレットに仕上がったとしても、内容と掛け離れたデザインでは効果がないでしょう。
極端な例ですが、ベビーピンクやアイボリーといったパステルカラーを主に使った子供用品の紹介に、ブラックでクールに決めたデザインのパンフレットを作ったら、せっかくの商品の魅力を消してしまいます。
やはり、若者向けのサービスや最新の家電紹介などが、このデザインに相応しい内容でしょう。

とは言え、前述した子供用品のパンフレットにクールなデザインが決して使えない事はなく、ベビーピンクに合うホットピンクなどを選んでポップな雰囲気を出すという手もあります。

かっこいいデザインになるポイント

端をそろえる、同系統の色を厳選して使う、パーツの大小を変えてメリハリを付けるなど、デザインの基本的なコツはいくつかありますが、やはり最も重要なのは「余白」でしょう。

何の変哲もない文章の羅列も、手練れのデザイナーが文字の大きさを変えグループに分けて配置したら、たちまちスタイリッシュなデザインに変身します。

その時に重要になってくるのが、グループの間の余白です。グループをあちこち動かすと、どこかの地点で何かしっくり来る場所があるかと思います。
クールなデザインは、その幅が広かったり狭かったり、やや強調する傾向にあります。
是非、心地良い余白を見つけてみましょう。

参考例で見るオシャレなパンフレット

どれを「オシャレなパンフレット」と判断するか、人によって好みはあると思いますが、ここに挙げた例は十中八九納得できる出来ではないでしょうか。

pamph_02_002

最近は紙の切断技術が向上して、このような変則的なカットも対応できるようになりました。
依頼主の許可が出るなら、一度は挑戦したいデザインです。

pamph_02_003

こちらはノルウェーのボードー(Bodø)という街が市政200年になるのを記念して作った、街のこれまでとこれからを記しているパンフレットです。
こういったものは読むのを敬遠しがちですが、こんなデザインだと目を通したくなるでしょう。

pamph_02_004

ココナッツの魅力が存分に伝わるパンフレットです。
特に一番上のデザインは、写真の出来に依存する事になりますが、思い切って全面に使うという意気を持っておきたいものです。

pamph_02_005

「ロゴにあるカラーパレットを守る」という要件に合わせて、青系統でクールにまとめています。
化学系の会社なので、見出しのフォントもSFチックにしています。

pamph_02_006

こちらはアメリカのオレゴン州にあるポートランドの見どころを案内するガイドブックです。
角が丸まったテンプレートなので、レトロな雰囲気が合っています。

pamph_02_007

LEDの商品紹介ですが、表紙はあえて商品は出さずに興味を引く光のデザインになっています。
中も青から緑のグラデーションが綺麗です。

pamph_02_008

アメリカンフットボールの選手をエージェントする会社のパンフレットです。
選手をより格好良く見せています。

pamph_02_009

究極にクールなのはこちらでしょう。中に本文はなく、あるのはCDのみです。
映像プロダクションのパンフレットなのも、このような形を採る事に適しています。

pamph_02_010

一口に「オシャレ」「かっこいい」と言っても、このように様々なタイプがあります。そして、世の中にはまだまだ、もっと優れたデザインのパンフレットが存在するでしょう。
是非、「センスの良い」と思われるデザインを目指して挑戦してみてください。