クライアント意図が表現された、貼りたくなるステッカーを作るコツ

shunichi shiga

ノベルティステッカーは貼ってもらうことで宣伝効果を発揮します。しかしながらせっかく貼ってもらっても、クライアントのアピールしたい商品やサービスについて、ステッカーを見た人の印象に残らなくては意味がありません。ここでは貼られたときに注目されやすく、クライアントの意図した情報が見た人に伝わりやすいステッカーを制作するコツを紹介します。

ヒアリングを丁寧に行いイメージの共有

ヒアリングを丁寧に

クライアントから「かっこいいステッカーを作ってください」と注文された場合、クライアントとデザイナーで感じる「かっこいい」が違うことがよくあります。クライアントの意図する要素を把握することが大切です。そのためにヒアリングを行います。内容は、告知対象商材、利用方法、配布方法、ターゲットの年齢層、性別を確認し、目的を明確にします。

次に、目的に合わせてデザインの方向性を決めていきますが、イメージを統一するために、参考になるステッカーやデザインがないかクライアントに確認してみましょう。

参考デザインをもとに「シンプルに、明るく、遊び心のある」などの単語を引き出し、双方でイメージを共有しながら制作に取りかかれば、クライアント意図を反映したステッカーに近づくことが可能になります。

余白や文字の表現を工夫する

余白と文字
デザイン by thecabinsupplyco

クライアントの要望をヒアリングできたら、いよいよ制作に入ります。クライアントの意図を汲みとり制作する上で考えるのが構図です。構図を考える際にどの位置に何を置くかで印象がだいぶ変わってきます。一筆書きなどを用いると、力強い躍動感がありながらもシンプルで、ステッカーにしたときユニークで目に止まりやすいという特徴があります。そして、デザイン制作の過程で発生するステッカーのカットパスの制作が比較的簡単にできます。

カットパスとはステッカーの外形をカットするためのラインのことです。デザインの外形をオフセットすることでカットパスを作ることが出来るため、ムダな余白がない洗練されたステッカーデザインを簡単に作ることが可能になり、見た目のスタイリッシュさが上がりますので試してみてください。

ステッカーの形状で表現力を上げる

ステッカーの形状

デザイン by Beatrice Menis & Mara Rodríguez

ステッカーを制作するときに丸型・角型ばかりでデザインしていませんか?ステッカーの形状は丸型や角型にこだわる必要はありません。例えば、型抜きステッカーを採用することで、クライアントの要望に沿ったより魅力的なステッカーに近づけるかもしれません。

型抜きステッカーの利点は、ステッカーを好みの形状に出来ることです。丸型や角型のステッカーではデザインに制限がありますが、型抜きステッカーであれば、吹き出し型、人物の型、花の型、動物の型など自由に表現がすることが可能です。丸型や角型が多く陳列されている場では、注目される可能性は十分に高いでしょう。

形状、デザイン手法にとらわれず、貼りたくなるステッカーを制作しましょう。

お気に入りのアイテムにも貼りたくなるステッカーに

貼りたくなるステッカー

デザイン by ghozai

ノベルティとして配布されるステッカーは、お客さんやファンの私物に貼ってもらい、それによる宣伝効果を期待して配られます。どこに貼ってもらえるかを想定し、手にした人が貼りたくなるデザインが求められます。商品の価格や、「株式会社◯◯」と大きく書かれた、広告と一目でわかるステッカーでは私物に貼ってもらえる可能性は低くなるかもしれません。

クライアントはもちろんのことデザイナー自身も、「自分の私物に貼りたくなる」デザインを十分ヒアリングを行い制作していきましょう。

ステッカーのあれこれ

クライアントの意図を具現化したステッカーを作るためには、ヒアリングをしっかりと行いその上でステッカーを手にした人が貼りたくなるデザイン・形状を心がけましょう。ステッカーは貼ってもらうことでその役割を果たすということを忘れないようにしてください。

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