Photoshopで金属や木目のテクスチャを作成する

Jürgen Heiss

私は日々、素晴らしいデザインの数々を目にしていますが、中には「何かが足りない」と感じるデザインもあります。それは私が「最後のひと仕上げ」と呼んでいるものです。

つまり、テクスチャの話です。ここでは、自分でテクスチャを作成する方法について説明していきます!

テクスチャ効果を付ける方法

例えば、ゴールドの質感のあるデザインを作りたいとしましょう。これには、色々なやり方があります。

  • カメラで金属素材のものを撮影して、その画像を取り込む
  • スキャナで金箔片を取り込む
  • ライブラリにあるストック画像をテクスチャに使う
  • Photoshopを使って、自分でテクスチャを作成する!

おすすめは最後の方法です。それでは、自分で作成する手順を説明していきましょう。

ゴールドのテクスチャを作成する

すてきなテクスチャを作る手助けをしてくれる最も力強いツールは、Photoshopのフィルター機能です。使い方は簡単で、少しの調整だけで様々な種類のユニークなテクスチャがたくさん作れます。

まだPhotoshopを操作していないのなら、まずは起動させましょう。「背景レイヤー」をダブルクリックすると、ロックが解除されて変更を加えることができます。

1. ベースを作る

前景色を#eddf87に、背景色を#7f6623にします。そしてメニューから「フィルター」>「描画」>「雲模様」を選択してください。すると、上の画像のようになるはずです。まだリアルな質感は出ていませんが、これが最初のステップです。

2. フィルターギャラリー


フィルターメニューから、「フィルターギャラリー」を開きます。「フィルターギャラリー」のウィンドウは3つに分かれています。左側がプレビュー、真ん中でフィルターを選択、そして右側で選択したフィルターを調整することができます。

真ん中の「ブラシストローク」のグループから、「ストローク(スプレー)」のフィルターを選択します。このフィルターの設定をいじれば、テクスチャのカスタマイズが可能です。私は長さ1、半径25の小さいストロークを使いました。

ここで「フィルターギャラリー」を閉じてしまわないでください。まだ完成ではありませんよ!最初のフィルターは適用されましたが、想像したような仕上がりにはなっていません。2つ目のフィルターを追加してみましょう。

「フィルターギャラリー」のウィンドウの右下にある、「新しいエフェクトレイヤーアイコン」をクリックしてください。次は「変形」のグループから、「ガラスフィルター」を加えます。私は次のような設定を使用しました。

  • 変形 18
  • 滑らかさ 1
  • 霜付きのテクスチャ
  • 拡大・縮小 117%

これと全く同じ設定を使用する必要はありませんが、手始めとしては良いと思います。少し操作してみて、自分が一番良いと思う設定を見つけるのがベストな方法です。満足のいく結果になったら、「OK」ボタンを押しましょう。

3. 最終調整

texture4

悪くありませんが、私が思い描くような鮮やかな色ではありません。

作成したゴールドのレイヤーを選択し、Ctrlキー+J(commandキー+J)を押してコピーします。「レイヤーパレット」で描画モードを「ソフトライト」に変更し、「不透明度」を70%に下げます。そうすると上の画像と似たような仕上がりになるでしょう。

おめでとうございます!初めてテクスチャを自作できましたね。完成までどれだけの時間を要しましたか?恐らく5分もかからなかったと思います。この方法は、様々なデザインで活用できます。

木目のテクスチャを作成する

完成したゴールドのテクスチャを保存して、次へ進みましょう。今度は木目のテクスチャです。

1. ベースを作る

wood1

「フィルター」>「描画」>「雲模様」を選択。私は上の画像のようになりましたが、皆さんは少し違う見た目になるかもしれません。

2. 最初のフィルター

メニューから「フィルター」>「ぼかし」>「ぼかし(移動)」を選択してください。角度を90度に、距離は最大値の999ピクセルに設定します。すると、次のようになります。

wood3

3. 重要なのは色

この状態では、木目のようには全く見えません。大きな問題は色にあります。

「イメージ」>「色調補正」>「カラーバランス/色相・彩度」Ctrlキー+U、Macではcommandキー+U)を選択します。このダイアログでは、「色彩の統一」のボックスをチェックして、必ずアクティブにしてください。次のような設定にします。

  • 色相 40
  • 彩度 30
  • 明度 -8

これと同じ設定を使ってもいいですし、まずはここから始めて好みの色を探していくのもいいでしょう。

wood5

前よりもいい感じのテクスチャになりました。しかし、まだ想像したような木目の質感は出ていません。

4. より自然な木に

このステップでは、より自然な木に見えるテクスチャにしていきましょう。フィルターのメニューから「ゆがみ」を開きます。このウィンドウでは、3つの素晴らしいツールが使用できます。

  • 渦ツール‐右回転(Cキー)
  • 縮小ツール(Sキー)
  • 膨張ツール(Bキー)

この3つのツールを操作して遊んでみてください。同じブラシサイズだけを使ったり、ブラシを使う場所を考え過ぎたりせずに、最初に「ぼかし(移動)」のフィルターで作成した直線を消す気持ちでやってみてください。満足できる仕上がりになったら、「OK」ボタンを押します。

wood7

5. 魔法をかけよう

ここで魔法の登場です。フィルターメニューから「フィルターギャラリー」を開いてください。探し出すのは「粒状フィルムフィルター」です。「テクスチャ」のグループにあります。

  • 密度 4ぐらい
  • コントラスト 0
  • 粒状の種類を縦にする

OKボタンを押したらどうなるか、上の画像を見ればもう分かりますよね。

wood11

このような仕上がりになります!とてもいい感じでしょう?

まとめ

最初はこの2つの方法を試してみてください。そして、ここで学んだテクニックを使って、自分の好きなテクスチャを作成していきましょう!非常に短時間で完成するはずです。魔法をかけられたようなリアルさは、あらゆるデザインに活用できることでしょう。

あなたが作成した、すてきなテクスチャはありますか?コメント欄で紹介してください。

 

[ 翻訳:shunichi shiga ]

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